オーバートーンフルート
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オーバートーンフルートには、音孔が全くないもの[1]、あるいは木管楽器としては比較的少ない音孔しか持たないものがある[2]。

旋律を奏でるには、 倍音列の高い音域で演奏する。ある倍音列は管の端を開放した状態で オーバーブローすることで得られ、別の倍音列は端を閉じた状態で得られる。管の端を閉じると、音高が1オクターブ下がり奇数倍音のみが鳴る。つまり、音孔のないオーバートーンフルートは主に自然音階の音を奏でるが、管の端を部分的に覆うことで特定の音高をわずかに変えることができる。
オーバートーンフルートの管は、通常、内径や断面積に比べて共鳴室が比較的長く設計されており、これにより楽器が高次倍音で共鳴しやすくなる。例えば、内径1インチのG調オーバートーンフルートは、内径1/2インチの同調のオーバートーンフルートに比べ、高次倍音を奏でる際により多くの力を必要とする。内径と全長の比率が1 : 30であれば、わずかな力で非常に高い倍音を奏でることができる。
振動源はエアーリードを用いる。フィップルによるウィンドウェイを持つ物と、歌口がナーイのような単純な筒状でウィンドウェイを持たない物に分かれる。