オール・モッド・コンズ
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| 『オール・モッド・コンズ』 | ||||
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| ザ・ジャム の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | RAK、イーデンスタジオ | |||
| ジャンル | パンク・ロック、ニュー・ウェイヴ、パワー・ポップ、モッド・リヴァイヴァル | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ポリドール・レコード | |||
| プロデュース |
ヴィック・カッパースミス=ヘヴン クリス・パリー | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
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| ザ・ジャム アルバム 年表 | ||||
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オール・モッド・コンズ (All Mod Cons) はイギリスのバンド、ザ・ジャムの1978年のアルバム。アメリカでは1979年に、「ビリー・ハント」を「バタフライ・コレクター」に入れ替えて発売された。
評論家からは絶賛を受け、2作目の『ザ・モダン・ワールド』と比べると商業的にも大成功した。シングルカットされた「チューブ・ステイション」も全英チャート15位と、アルバム未収録の「オール・アラウンド・ザ・ワールド」以来のヒットとなり、バンドの成功した曲の1曲となる。2000年にQ誌はこのアルバムを「イギリスの最も偉大な100のアルバム」の50位に位置付けた。
バンドの3作目となるこのアルバムは、先の2枚を支えていたまっすぐなモッズ/パンクから、バンドの後の芸術的試行への移行が窺える。1960年代のイギリスポップシーン、特にキンクスの影響がアルバムの底流に強く流れている。キンクスの曲「デイヴィッド・ワッツ」をカヴァーしていることからも、これは明らかである。
「チューブ・ステイション」は、家路を急ぐ若い男が地下鉄駅で極右の暴漢に殴り殺される、という内容の、1人称の物語である。
「オール・モッド・コンズ」の詞は商業的な成功をおさめないと名声が失われるという事実に対するウェラーの戦いをあらわす。2作目の『ザ・モダン・ワールド』がデビュー作のようには成功せず、彼は苦しみの中にあった。詞の中で、うまくいっている時には寄ってくるが、そうでなくなった途端に去る気まぐれな民衆を非難する。"all mod cons" は "all modern conveniences" (近代設備完備)の略で、イギリスの住宅広告で使われていた慣用句である。このタイトルはバンドがモッズ・リヴァイヴァルの一端であることから "mod" をもじって付けられた。