Wikiwand AI

カスザメ属

From Wikipedia, the free encyclopedia

カスザメ属 Squatina はサメの分類群の一つ。扁平な体と幅広い胸鰭を持ち、エイに似ている。23種が属し、カスザメ目、カスザメ科は単型である。温帯から熱帯に分布する。主に浅海に生息するが、カリブカスザメは水深1300mから得られたことがある[2]。

概要 カスザメ属, 分類 ...
カスザメ属
生息年代: 161–0 Ma[1] Oxfordian to Present
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
綱 : 軟骨魚綱 Chondrichthyes
亜綱 : 板鰓亜綱 Elasmobranchii
目 : カスザメ目 Squatiniformes
F. de Buen, 1926
科 : カスザメ科 Squatinidae
Bonaparte, 1838
属 : カスザメ属 Squatina
学名
Squatina A. M. C. Duméril, 1806
タイプ種
Squalus squatina Linnaeus, 1758
英名
Angel shark
閉じる
ホンカスザメ。東部大西洋に分布するタイプ種。
Squatina tergocellata
オーストラリアカスザメ。

形態

体の前部は縦扁するが、後部は筋肉質で他のサメと似る。眼と噴水孔は頭の頂部にあり、5対の鰓裂も背面側部にある。胸鰭と腹鰭は大きく、水平に広がる。背鰭は2基で、臀鰭はない。サメには珍しく、尾鰭下葉は上葉より長い。ほとんどの種は最大1.5m程度だが、カスザメは2mに達する[3]。

生態

砂泥に埋まって魚類・甲殻類・軟体動物などを待ち伏せし、大きく広がる顎と長い針のような歯で素早く捕獲する[2]。卵胎生で、産仔数は13程度。

人との関わり

底生でおとなしそうに見えるが、頭部に近づく、尾部を掴むなどした場合には噛み付くことがあり、鋭い歯と強力な顎により酷い裂傷を負うことがある[4] 。

カリフォルニアカスザメやホンカスザメなど、漁業活動により個体数が減少している種もある。

分類

24種が属する[5][3]。分布域に応じて4系統に分けられる[6]。

系統

次のような系統樹が得られている[6]。

 
 
 
 

トゲカスザメ

 
 

ホンカスザメ

 
 
 
 

トゲナシカスザメ

 
 
 

カスザメ

 
 
 

Squatina tergocellatoides

 
 
 

Squatina legnota

 
 

タイワンコロザメ

 
 
 
 
 
 
 
 
 

アフリカカスザメ

 
 
 

オーストラリアカスザメ

 
 
 

Squatina albipunctata

 
 
 

Squatina pseudocellata

 
 

Squatina tergocellata

 
 
 
 
 
 
 

Squatina armata

 
 
 
 

Squatina occulta

 
 

ワモンカスザメ

 
 
 
 

カリフォルニアカスザメ

 
 

カリブカスザメ

 
 
 
 
 
 

脚注

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks