カタラガマ (スリランカ)
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カタラガマ(シンハラ語: කතරගම, タミル語: கதிர்காமம், 英語: Kataragama)は、スリランカのウバ州モナラーガラ県にある仏教徒、ヒンドゥー教徒、ヴェッダ人の巡礼地。南インドからも巡礼者が訪れる。地名の由来ともなったヒンドゥー教の神スカンダをまつるカタラガマ神殿がある。中世には小さな村であったカタラガマは現在、スリランカ南東部で急速に発展し続けている。
キリ・ヴィハーラ寺院にある仏塔がランドマークとなっている[1]。この仏塔は紀元前6世紀に地元のマハセーナ王によって造られたとされている。紀元前から数多くの歴史に登場する場所であり、かつてはルフナ王国の都であった時期もある。1950年代以降政府による開発が行われ、公共交通、医療福祉、ビジネス、観光施設などが充実して行った。近隣にはヤーラ国立公園もある。
この地が初めて文献に現れるのは、パーリ語で書かれた年代記マハーワンサであり、この地を「カージャラガーマ」と表記していた[2]。マハーワンサでは、サンガミッターによってスリー・マハー菩提樹がスリランカにもたらされた際、それを祝う祭りにカージャラガーマの貴族たちも参加したという[3]。その他、ヒンドゥー教の神スカンダ(カーティケヤ)の村という意味の「カーティケヤ・グラマ」がなまってカタラガマになったという説もある[4][5]。ただし、地名の由来については専門家の間で統一の見解は存在しない[6]。
シンハラ語の「カタラガマ」が文字通り意味するのは「砂漠の中の村」であり、実際この村は乾燥地帯に位置している。ちなみに、砂漠を意味する「カタラ」と村を意味する「ガマ」からなる[7][8][9]。一方、タミル語の「カティルカーマム」は光を意味する「カティル」と愛を意味する「カーマム」からなっており、同じくスカンダの伝説から来ているとされる[10]。
先住民であるヴェッダ人の間では「川の猟師」を意味する「オー・ヴェッダ」または「オヤ・ヴェッダ」と呼ばれている[11]。スリランカ・ムーアはイスラム教の聖人であるヒズルをまつるイスラム寺院があり、そこへ訪れる[12]。