カルタン形式 (物理学)
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M をn-次元可微分多様体、自然数 p および q が
- p + q = n
を満たすものとする。さらに M 上の SO(p, q) 主束 B と、それに付随する SO(p, q)-ベクトル束 V が SO(p, q) の自然な n-次元表現として与えられたものとする。等価な表現として、V は符号数 (p, q) の計量 η (非縮退二次形式)を備えた M 上のランク-n 実ベクトル束であるとも言える[1]。
カルタン形式の基礎的な要素は、M 上のベクトル束から M の接束 TM への可逆線形写像 e: V → TM である。可逆という条件は課されない場合もある。特に、B が自明な束である場合は、(局所的には常に仮定できるが)V は直交断面 を基底に持つ。すなわち、この基底に対し は定数行列である。M 上の局所座標 (添字の負号は単に fa の添字と区別するためのもの)および対応する接束の局所標構 を選ぶと、写像 e は基底断面の像
により決定される。これにより、接束の(非座標)基底が定義される(ただし、e が可逆な場合。また、B が局所的にのみ自明化される場合は基底も局所的なものとなる)。行列 は四つ組、四脚場、多脚場などと呼ばれる。これの局所標構としての解釈は局所基底の暗黙の選択に依存する。
同値関係 が成り立つ場合は、標構束を B → Fr(M) のように縮小でき、これを接束の主束と呼ぶ。一般には、このような縮小は位相幾何学的な理由により不可能である。したがって、一般の連続写像 e に対しては、M 上のどこかの点で縮退してしまうことが避けられない。