イントゥ・ホワイト
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 『イントゥ・ホワイト』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| カーリー・サイモン の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | マサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード Parr Audio[3] | |||
| ジャンル | ソフトロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | コロムビア・レコード | |||
| プロデュース | カーリー・サイモン、ジミー・パー | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
| ||||
| カーリー・サイモン アルバム 年表 | ||||
| ||||
『イントゥ・ホワイト』(Into White)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、カーリー・サイモンが2007年に発表したスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[5]。収録曲の大部分はカバーで、子守唄をコンセプトとした選曲になっている[6]。
サイモンは当初、ブッカー・T・ジョーンズと共にロックンロール・アルバムを制作しようとしたが、コロムビア・レコードはサイモンの案に反対し、子守唄のアルバムの企画を出した[6]。これに関して、サイモンは「私がやりたかったこととは違うけど、私は子供達に向けて子守唄を歌ってきたし、今も家族でお互いに歌い合っているから、子守唄に対する抵抗感は何もない」とコメントしている[6]。
タイトル曲は、キャット・スティーヴンスがアルバム『ティー・フォー・ザ・ティラーマン』(1970年)で発表した曲のカバーである[2][7]。「目を閉じてごらん」は、かつてサイモンの夫だったジェームス・テイラーのカバーで、2人の間に生まれたサリー・テイラーとベン・テイラーがボーカルで参加した[2][8]。デヴィッド・ソー作の「クワイエット・イヴニング」及び「アイル・ジャスト・リメンバー・ユー」(後者はソーとベン・テイラーの共作)は本作が初出の曲で[8]、サイモン自身が書いた「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」はノーラ・エフロン主演の映画『ディス・イズ・マイ・ライフ』(1992年)に提供した曲のリメイクだが[6]、本作では歌詞の一部が変更されている[8]。
反響・評価
アメリカでは2007年1月20日付のBillboard 200で初登場15位となり[9]、翌週には最高13位を記録した[4]。
Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「簡単に言えば、サイモンのアルバムとしては『ザ・ベッドルーム・テープス』以来の傑作で、質感は全く違うとはいえ『トーチ』や『男の子のように』といった過去の作品にも匹敵する」と評している[7]。また、クリスチャン・ジョン・ウィケイン(Christian John Wikane)はポップマターズのレビューで10点満点中8点を付け「サイモンの前作『ムーンライト・セレナーデ』は、ストリングスのオーケストレーションで盛り上がっていたのに対し、『イントゥ・ホワイト』は主にアコースティック楽器で成り立っている。全14曲の中に、ドブロ、チェロ、ピアノ、アコースティック・ギター、カリンバを中心としたパーカッション、それにフルートといった楽器が散りばめられているのだ」と評している[2]。