ガラパゴスアホウドリ
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| ガラパゴスアホウドリ | |||||||||||||||||||||||||||
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ガラパゴスアホウドリ Phoebastria irrorata (エスパニョラ島) | |||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
| CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Phoebastria irrorata (Salvin, 1883) | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ガラパゴスアホウドリ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Waved Albatross |
ガラパゴスアホウドリ(学名: Phoebastria irrorata)は、ミズナギドリ目アホウドリ科に分類される鳥類の1種。英名では Galapagos Albatross とも呼ばれる[1][2]。

形態
生態
食性
主に餌とするのは、魚類、イカ、甲殻類である[7]。しかしまた、他の鳥類の吐き戻した餌など、他の餌となるものをあさることが観察されている[4]。


繁殖
ガラパゴス諸島には3月後半に飛来し[1]、1月まで繁殖のために留まる[6][7]。巣は、丸い石や、まばらな植物もしくは密集した茂みのある溶岩地に作られるが[4]、ごく簡素なものである[6]。ガラパゴスアホウドリの求愛行動においては非常に巧みな光景が見られる[6]。くちばしを素速く回しておじぎをし、くちばしを叩き合わせ、それからくちばしを高く掲げてフー・オー (whoo-oo[5]) という大きな鳴き声をあげる。
4月中頃から5月にかけて300g近い1個の白い卵を産み、その後雌雄が抱卵して2か月で孵化する[6][7]。卵が孵ると、親鳥が海上に出て餌を採ってくる間、雛たち同士で一緒に留まっている[6]。親鳥は島に戻ると2kgの油状になった餌を吐き出して雛に与え[6]、羽毛が生えそろうまでの約170日のあいだ雌雄で給餌する[7]。雛は12月には成鳥の大きさに達し、1月までに集団繁殖地(コロニー)から渡去する。巣立った雛は数年後に成鳥として再び渡来する。夫婦となったものは雌雄どちらかが死ぬまで配偶関係が続き、寿命は40-50年とされる。[6]
保全状況
| 繁殖地 | 繁殖個体数 | 推移 |
| ラ・プラタ島 | 20 - 40 | 不明 |
| ガラパゴス諸島 | 34,660 | 84年間に 1 - 19% 減少 |
| 合計 | 34,700 | 84年間に 1 - 19% 減少 |
ガラパゴス諸島におけるガラパゴスアホウドリは、国立公園の係員により保護されており、その島もまた世界遺産に登録されている[4]。しかし、限定された分布域、延縄漁による混獲、観光の影響、病気、および周辺海域における密漁の影響が、ガラパゴスアホウドリを相当な危険にさらしている。特に延縄漁は、本種に深刻な影響をもたらし、2000年には国際自然保護連合 (IUCN) によって準絶滅危惧 (Near threatened, NT) から危急種 (Vulnerable, VU) に変更された。2001年には成鳥約34,700羽とされるにもかかわらず、最近になってその数はかつてない割合で明らかに減少し始めており、おそらくそれは性比(雄がより高頻度に殺される)にも影響をおよぼす延縄漁によるものである。現在の状況において、個体群が絶滅に至る壊滅的衰退に向かう極めて脆弱な種であるとして、ガラパゴスアホウドリは2007年のIUCN レッドリストで、絶滅寸前 (Critically Endangered, CR) に変更された。[4]
成鳥約34,700羽という個体数は、2001年の推定値に基づくが、1970-1971年には24,000羽(12,000つがい)と推定され、1994年には31,200-36,400羽(15,600-18,200つがい)とされ[4]、全個体数はおよそ50,000-70,000羽と推定されている[5]。
画像
- 幼鳥
(1月、エスパニョラ島) - 放棄された卵
(エスパニョラ島) - 描画像
(Joseph Smit, 1896)