キタゾウアザラシ
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| キタゾウアザラシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雄(中央)、雌(左手前)、幼獣 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Mirounga angustirostris (Gill, 1866) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| キタゾウアザラシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Northern Elephant Seal |
キタゾウアザラシ(北象海豹、Mirounga angustirostris)は食肉目鰭脚類アザラシ科ゾウアザラシ属に属するアザラシである。 ゾウアザラシ属はキタゾウアザラシとミナミゾウアザラシの2種で構成される。
生息地

キタゾウアザラシは北太平洋の北アメリカ大陸西岸に棲息する。北はアメリカのアラスカ州から南はカリフォルニア州やメキシコのバハ・カリフォルニア州の海岸にかけての海域を回遊する。出産、育児、換毛は主にカリフォルニア沖の島々で行う。カリフォルニアの湾岸では多くの営巣地(コロニー)が観察されており、カリフォルニア湾では近年は増加が見られる。
かつて本種が北西太平洋やアジア圏に棲息していたかは不明である。 カムチャッカ半島沖にあるコマンドルスキー諸島では2000年代に数個体によって定着が試みられたが、現地のトドとの競合によって阻害されたと見られる[4]。 日本では1989年に伊豆諸島の新島で雄が[5]、2001年に館山市の波左間付近で幼体が確認された事がある[6]。2017年10月16日には山形県の海岸で雌が見つかり、鶴岡市立加茂水族館に保護された。集団での棲息地から遠い日本での放流は不適切と判断した同水族館[7]が、2018年3月17日から一般公開された[8]が、2022年6月28日に死亡した[9]。
生息数
19世紀には体脂肪から脂を採るための商業的なアザラシ漁が行われ、キタゾウアザラシは絶滅近くにまで減少した。 当時の個体数は100頭から1,000頭であったと考えられている。20世紀に入る頃、メキシコのグアダルーペ島において群生繁殖地(ルッカリー)が残っていることがわかり、メキシコ政府による保護が始まった。 20世紀初頭より、メキシコとアメリカの両国において法律的に保護されるようになり、現在では個体数は10万頭以上にまで回復してきた。カリフォルニアでは、年率25%で個体数が増加し、新しい営巣地が確立されている。しかしながら、病気や毒物の汚染による絶滅の危険性は依然として存在している。またエルニーニョ現象やそれによって引き起こされる異常気象が及ぼす個体数への影響も問題であり、1997年から翌年までのエルニーニョ現象は産まれた仔の80%の死亡を引き起こしたと考えられている。

