キチナーゼ
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| chitinase, acidic | |
|---|---|
| 識別子 | |
| 略号 | CHIA |
| Entrez | 27159 |
| HUGO | 17432 |
| OMIM | 606080 |
| RefSeq | NM_001040623 |
| UniProt | Q9BZP6 |
| 他のデータ | |
| 遺伝子座 | Chr. 1 p13.1-21.3 |
| chitinase 1 (chitotriosidase) | |
|---|---|
| 識別子 | |
| 略号 | CHIT1 |
| Entrez | 1118 |
| HUGO | 1936 |
| OMIM | 600031 |
| RefSeq | NM_003465 |
| UniProt | Q13231 |
| 他のデータ | |
| 遺伝子座 | Chr. 1 q31-q32 |
キチナーゼ(Chitinase、EC 3.2.1.14)は、キチンのグリコシド結合を分解する加水分解酵素である[1]。キチンは菌の細胞壁及びいくつかの種の動物(蠕虫、節足動物)の外骨格を形成する成分であるため、キチナーゼは自身のキチンを再構成する必要のある生物か[2]、菌または動物のキチンを消化する必要のある生物が持つ。
キチンを食べる生物には、病原性または腐食性の多くの細菌(エアロモナス目、バシラス属、ビブリオ属[3]、その他)が含まれる[4]。生きた節足動物、動物プランクトン、菌に直接作用することもあれば、それらの生物の残骸に作用することもある。
Coccidioides immitis等の菌は、デトリタス食及び節足動物に対する病原性の発現のためにこの酵素を持つ。
キチナーゼは、オオムギの種子(PDB: 1CNS)等、植物でも見られることがある。それらの一部は、感染特異的タンパク質で、生体防御の一部として誘導される。発現は、どちらも菌や昆虫の攻撃からの防御に関連するNPR1遺伝子とサリチル酸経路によって仲介される。植物のキチナーゼには、他に菌との共生に必要なものもある[5]。
ほ乳類はキチンを生成しないが、2つの活性を持つキチナーゼ(キトトリオシダーゼと酸性ほ乳類キチナーゼ)を有する。他に、配列の類似性は高いがキチナーゼ活性を持たないYKL-40等がある[6]。