キビウク (衛星)
土星の第24衛星
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キビウク[6]またはキビウック[7] (Saturn XXIV Kiviuq) は、土星の第24衛星である。イヌイット群に属する。2000年8月7日にブレット・J・グラドマンが率いる観測チームによって発見された。発見は同年11月18日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/2000 S 5 という仮符号が与えられた[8][9]。
| キビウク Kiviuq | |
|---|---|
| 仮符号・別名 | Saturn XXIV S/2000 S 5 |
| 分類 | 土星の衛星 |
| 軌道の種類 | イヌイット群 |
| 発見 | |
| 発見日 | 2000年8月7日[1] |
| 発見者 | B. グラドマンら[1] |
| 軌道要素と性質 | |
| 軌道長半径 (a) | 11,384,000 km[2] |
| 離心率 (e) | 0.3325[2] |
| 公転周期 (P) | 449.22 日 (1.230 年)[2] |
| 軌道傾斜角 (i) | 46.764°[2] |
| 近点引数 (ω) | 90.205°[2] |
| 昇交点黄経 (Ω) | 353.584°[2] |
| 平均近点角 (M) | 172.018°[2] |
| 土星の衛星 | |
| 物理的性質 | |
| 半径 | 8 km[3][4] (アルベドを0.06と仮定した場合) |
| 質量 | 3.3×1015 kg[3] |
| 平均密度 | 2.3 g/cm3[3] (仮定値) |
| 自転周期 | 21時間49分[5] |
| アルベド(反射能) | 0.06[3] (仮定値) |
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2003年8月8日に、イヌイット(イヌイト)神話の巨人に因んで命名された。Saturn XXIV という確定番号が与えられた[10]。
キビウクの半径は、アルベドを0.06と仮定すると8 km と推定される[1]。イヌイット群に属する不規則衛星の1つで、軌道傾斜角の大きい軌道をおよそ449日かけて順行軌道で公転する。表面はわずかに赤い色を示し、赤外線のスペクトルは他のイヌイット群の衛星シャルナクとパーリアクに非常に類似している。そのため、これらイヌイット群の衛星は共通の起源を持ち、大きな天体が破壊されることで形成された可能性がある[11][12]。
キビウクは古在共鳴の状態にあると考えられている。そのため軌道離心率が上昇する間は軌道傾斜角が減少する、あるいはその逆の変化を周期的に行っている[13]。
2010年8月30日に、土星探査機カッシーニが930万kmの距離からキビウクを観測し、明るさの変化のデータを得た。そのデータを元にして、自転周期が21時間49分であることが判明した[5]。