キャピタル・ワン
アメリカの金融持株会社
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沿革
キャピタル・ワンは、バージニア州を拠点とするSignet Financial Corporation(現在はウェルズ・ファーゴに吸収)が、1994年7月にクレジットカード事業をスピンオフした企業として発足し[1]、同年10月にキャピタル・ワンへと社名を変更した[2]。このため、アメリカの他の大手金融機関と異なる出自を持ち、当初はクレジットカード事業専門であったが、経営面でのリスクを回避する目的で、企業買収を行い事業の多角化を推進している[3]。
1998年、ダラスを拠点とする自動車ローン融資企業のSummit Acceptance Corporationを買収[4]、続いて2001年、サンディエゴを拠点とする自動車ローン融資企業のPeopleFirstを買収した[5]。リテール銀行事業の拡大は、2005年、ニューオーリンズに拠点を持つHibernia National Bankの買収が契機となり[6]、2006年にはニューヨーク市都市圏に店舗網を持つNorth Fork Bankを買収[7]、続いて2008年にワシントンD.C.都市圏に店舗網を持つChevy Chase Bankを買収した[8]。
インターネットバンキングの普及が始まると、市中店舗の整理を進める一方[9]、2011年にオランダのINGグループから、アメリカ最大級の規模を持っていたインターネットバンキング部門を買収し[10]、また、カフェ併設型への店舗の切り替えなどの取り組みを行っている[11]。
2025年、キャピタル・ワンは株式交換の形でディスカバー・フィナンシャル・サービズ社を買収。吸収合併した。
多角化を推進する一方、現在も売上ベースではクレジットカード事業が過半数を占め、銀行事業や自動車ローンの融資が続く形となっている[12]。なお、アメリカに加えて、イギリスおよびカナダでもクレジットカード事業を展開している[12]。
情報流出
2019年3月12日から7月17日の間に不正アクセスによって、アメリカだけで約1億人、カナダで約600万人の個人情報が流出した。この問題で不正アクセスを行っていた元アマゾン・ドット・コムの従業員が逮捕された[13][14]。

