クロジョウビタキ

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クロジョウビタキ
クロジョウビタキ(オス)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒタキ科 Muscicapidae
: ジョウビタキ属 Phoenicurus
: クロジョウビタキ
P. ochruros
亜種 : 6-7亜種
学名
Phoenicurus ochruros
(S. G. Gmelin, 1774)
和名
クロジョウビタキ
英名
Black Redstart
生息図
  黄緑:繁殖地
  緑:周年生息地
  水色:中継地
  青:越冬地
クロジョウビタキの分布図

クロジョウビタキ(学名:Phoenicurus ochruros) は、スズメ目ヒタキ科(ヒタキ科ごと移行してツグミ科として分類されることもある)に分類される鳥類の一種である。ジョウビタキの仲間。

名前の由来は、黒いジョウビタキの意。

ヨーロッパ中南部、ロシア中南部、モンゴル、中国中西部で繁殖し、冬期はアフリカ北部、ヨーロッパ南部、西南アジア、インドに渡る。南部ヨーロッパでは留鳥である。

日本では迷鳥として山口県見島で初めて記録され、以後、北海道[1]舳倉島西表島[2]等での記録がある。日本で記録されたのは、中国中西部に分布する亜種とされている[要出典]

生態

崖や岩場の斜面の穴や隙間に枯れ草や苔、繊維などを使って椀型の巣を作る。巣の内部には獣毛や羽毛を敷く。人家の壁の隙間に営巣することもある。1腹5-10個の卵を産む。卵の色はヨーロッパの亜種は白色、アジアの亜種は薄い青色である。抱卵期間は12-16日で、抱卵は雌が行う[3]

イギリスのロンドン都心部で進む「ワイルド・ウエストエンド計画」(2015年開始)で屋上緑化プランターを使った植栽により野生生物の生息環境を人工的に2,500 m2 設けたところ、計画を主導する環境設計会社 Arup によると、2016年に目撃されなかったこの鳥が2018年に4回観察された[4]。ホオヒゲコウモリ (Eptesicus serotinus) や アカゲラシジュウカラの仲間 (Parus major) やクロウタドリとともに環境評価の指標動物として注目を受けている。2020年には少なくとも6回観察された。

参考文献

  • マイケル・ウォルターズ 著、丸 武志 訳、山岸 哲(監修) 編『世界「鳥の卵」図鑑』新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2006年、179頁。 ISBN 9784787585530
  • 沖縄野鳥研究会(編著)「クロジョウビタキ」『沖縄の野鳥』(改訂版)新星出版、2010年、263頁。 全国書誌番号:22022017ISBN 978-4-902193-91-6

脚注

関連項目

関連資料

外部リンク

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