クヴェルドウールヴ

From Wikipedia, the free encyclopedia

クヴェルドウールヴ古ノルド語: Kveld-Úlfr、「宵の狼」を意味する)[1][2][3]、またはウールヴ・ビヤールヴァソン古ノルド語: Úlfr Bjálfason[4]は、9世紀ノルウェーソグン英語版の有名なヘルシル(地方豪族)英語版[5]・土地所有者である。『エギルのサガ』の最初の数章における主役の一人であり、『植民の書』やその他のアイスランドの情報源(アイスランド人のサガ英語版)にも登場する。

『エギルのサガ』では、クヴェルドウールヴは変身する力を持っている(古ノルド語: hamrammr[6]ウールヴヘジンも参照)と噂されていた、と述べられている[7][8]。またベルセルクの力も有していた[9][10]

生誕 ウールヴ・ビヤールヴァソン
805
ノルウェー
死没 878年(72 - 73歳没)
職業 ヘルシル英語版、土地所有者、スカルド詩人
クヴェルドウールヴ・ビヤールヴァソン
生誕 ウールヴ・ビヤールヴァソン
805
ノルウェー
死没 878年(72 - 73歳没)
職業 ヘルシル英語版、土地所有者、スカルド詩人
言語 古ノルド語
活動期間 ヴァイキング時代英語版
文学活動 スカルド詩
代表作 エギルのサガ植民の書
配偶者 サルビョルグ・カーラドッティル英語版
子供 ソーロールヴ・クヴェルドウールヴスソン英語版スカラグリーム英語版
親族 ビヤールヴィ英語版ハルベラ・ウールヴスドッティル英語版
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

クヴェルドウールヴはビヤールヴィ英語版[11]と、向う見ずのウールヴ英語版[12]の娘にして半巨人のハルビョルン英語版[13]の妹であるハルベラ・ウールヴスドッティル英語版[14]との間に生まれた息子であった。したがってクヴェルドウールヴはハーロガランドの雄鮭のケティル英語版[15]の従兄弟であり、ハーロガランドの雄鮭のケティルの子孫であるナウムダル英語版雄鮭のケティル英語版の親戚にあたる[16]。クヴェルドウールヴはヴァイキングの首領ベルズル・カーリ英語版[17]の娘サルビョルグ・カーラドッティル英語版[18]と結婚した。したがってクヴェルドウールヴはヴァイキング仔羊のエイヴィンド英語版[19]およびスカルド詩人エイヴィル・フヌーヴァ英語版[20]の義兄弟にあたる。クヴェルドウールヴとサルビョルグの間には2人の息子、ソーロールヴ英語版[21]とグリーム[22]がいた[7]。グリームは「スカラグリーム英語版」(「禿のグリーム」を意味する)[23]という呼び名の方がよく知られている。

ハラルド王への対抗

クヴェルドウールヴはヴェストフォルドの王ハラルド美髪王の強まる支配に対抗したが、アグジル富者キョトヴィ英語版[24]が主導するハラルドに対抗する連合に加わることを拒否し、ソグンの王たちの軍勢の中で戦おうともしなかった。クヴェルドウールヴは息子ソーロールヴがハラルドの臣下となることを許し、王に忠誠を誓わなかったにもかかわらず平和に暮らすことを許された。

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI