グルコノラクトン
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グルコノラクトン (gluconolactone) は、グルコースの1位のヒドロキシ基がケトンに置き換わった、代表的なラクトンの一種である。別名をグルコノ-δ-ラクトンといい、GDL と略される。
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| 物質名 | |||
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(3R,4S,5S,6R)-3,4,5-trihydroxy-6-(hydroxymethyl)tetrahydro-2H-pyran-2-one | |||
別名 D-Glucono-1,5-lactone | |||
| 識別情報 | |||
3D model (JSmol) |
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| ChemSpider | |||
| ECHA InfoCard | 100.001.833 | ||
| EC番号 |
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| E番号 | E575 (pH調整剤、固化防止剤) | ||
| KEGG | |||
PubChem CID |
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日化辞番号 |
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| UNII | |||
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |||
| C6H10O6 | |||
| モル質量 | 178.140 g·mol−1 | ||
| 融点 | 151 - 155 °C | ||
生体内ではグルコース-1-デヒドロゲナーゼの作用によりグルコースから変換される。たとえば、ミツバチは体内でグルコースからグルコノラクトンを作り、蜂蜜に多く含まれる。そのため別名ハチミツ酸とも言われる。
用途
グルコノラクトンは、天然の食品添加物として使用される。水溶液中では加水分解によりグルコン酸と平衡状態にあり、豆腐やチーズの凝固剤として使用される。また、低温で反応せず均一に発泡するため、ビスケット、パン、ドーナツなどの膨張剤として使用される。甘味とともに酸味があり、酸味料、pH調整剤としてハム、ソーセージやジュースに利用される。天然キレート剤として、化粧品やパック素材として利用されている。
グルコン酸への加水分解率は熱と高pHによって上昇する[3]。
ミョウバン(アルミニウム)の代替
旧来、ミョウバン(アルミニウムの化合物)は重曹(炭酸水素ナトリウム)を中和、炭酸ガスを発生させるための膨張剤として、ベーキングパウダーに利用されてきた。
しかしながら、アルミニウムの毒性、とりわけアルツハイマーの発症リスクが指摘されている。
これを代替する中和剤としてグルコノラクトンは有用である[4]。

