グレートシング

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グレートシング(GREAT THING, 『Gダライアス』ではG.T.)は、タイトーコンピューターゲームダライアス』シリーズに登場する架空宇宙戦艦

コードネームはマッコウクジラで、海洋生物モチーフが特徴の本作のボスキャラクターの中でも特に有名な種類の一つ。外観はメカニカルなクジラの姿に加え、背中部分や胴体に砲塔を多数装備している。

本当のマッコウクジラにない外観特徴として、多数の砲台の他、『ダライアス外伝』と『Gダライアス』、『ダライアスバースト』では、マッコウクジラの上顎には本来埋もれていて、生えてこない上顎の歯がある。

マッコウクジラのに当たる呼吸用の潮を吹く噴気口部分が、後述するドリル弾の発射口となっており、それは同じハクジライッカクの牙をモチーフにしたようにも見える攻撃方法を持つ。

ゲームでは最強ボスとして君臨し、最終ステージの中でも最難関ルートの終端に待ち受けている。

能力

直訳すれば”偉大なるもの”、”デカブツ”、”凄い奴”などいろいろな意味があるが、後述するベルサー軍誕生という意味合いなどでも、本艦は他のボスキャラクターと比べても別格な存在といえる。

全作品を通して巨大な全身が弱点であり、プレイヤー機のシルバーホークはどの部分を撃っても、ダメージを与えることができるが、その耐久力はシリーズに登場する他全てのボスよりもずば抜けており、初代『ダライアス』に登場するものでショット255発、『Gダライアス』では14800発分という具合に並はずれている。

攻撃の激しさでいえばもっと熾烈な戦艦もいるものの、圧倒的な耐久力による絶大な防御能力、それに見合う程の強大な戦闘能力を兼ね備えている意味で、総合力ではベルサー軍最強の巨大戦艦である。

本艦だけが持つ装備として口から発射し、破裂して相手に襲いかかる、又はレーザーを撃つイルカ型攻撃艇のイルカ弾と、頭部から発射し破壊されることで爆裂するドリルミサイル型の弾があり、その強大さを印象づけている。なお、ダライアスバーストではこのドリル弾は破壊ではなく時間経過で炸裂するようになっており、設定上でも敵戦艦のヴァイタルパート(主要防御部分)を砕いて貫通させ、内部で大爆発を起こして一撃で撃沈させる目的で生み出されたといわれている。

伝統的にドリル弾は破壊すれば30000点という高得点が入るので、総合ハイスコアルートには必ずグレートシングとドリル弾破壊が絡んでくる。グレートシング打倒や、ハイスコアを目指すプレイヤーは、これを「捕鯨」と呼ぶ。

ベルサー軍中枢機能

グレートシングは大半の作品においてベルサー軍の中核を担う総旗艦であり、ベルサー全軍を統括する総合戦闘システムとなっているのも特徴である。

ダライアス(1作目)やダライアスバーストアナザークロニクルでは特にこれが顕著に描写されており、これを倒した際のエンディングでは、ベルサー軍が沈黙しダライアスに平和が戻ったことになる。

これは後述するシーマのG.T.の残骸がもたらしたテクノロジーから発展したものの、中枢を倒されると、周辺も無力化する特性まで受け継いだものといえる。

グレートシングMk-II

ダライアス外伝で登場するグレートシングは、上顎に歯が生えており、同ゲーム内のダライアスⅠに登場した他のリメイクボス同様、出現前に浮遊機雷が現れる。正式名称は”グレートシングMk-II”という。

最終ステージで倒すと、それまでの戦いの光景が嘘のように消え去ってしまい全ては幻影のようなものだったというエンディングとなる。ポニーキャニオンから1994年に発売された『ダライアス外伝』のアルバムの解説書によると、全ての敵は幻影であり、シルバーホークのパイロットが強い敵と、より強い戦う力を求めると、更に強い幻影が現れるとされ、その幻影の頂点がベルサー旗艦である本艦だといえそうなものがある。

尚、登場ステージは初代ダライアスの都市地帯になっており、バーミリオンコロナタスが宇宙洞窟ゾーンに潜んでいるのと同じく、Ⅰを知るプレイヤーへのファンサービスと思える演出(但し、初代ダライアスでグレートシングが待ち受けているのは都市地帯ではなく、海底基地)がある。

G.T.(ジー・ティー.)

Gダライアスでは敵がベルサー軍ではなく、金属生命体シーマであるためか、その区別点として名称がそれまでと違い、”G.T.(ジー・ティー.)”という略語になっている(タイトーの公式の広告ポスターでは『G.T.(グレートシング)』と、略語だとわかるように明記されている)。この略語ネーミングは後年のアナザークロニクルでは、後述のG.T.Vや、G.T.Bという亜種に使われている。

他作品には無い後述する砲塔の再生能力と、破裂しないイルカ弾にレフナイトの放出など、様々なシーマ独自の未知のテクノロジーが見られる。

倒すと、その残骸はベルサー軍に拾われダライアス星に災いをもたらすベルサー軍誕生の礎となったとされるエンディングとなる。そういったことからも、ベルサー軍の中枢機能という部分は、ベルサー軍がグレートシングのテクノロジーで得たデーターを活かして発展した為に、未だに本艦テクノロジー影響が、ベルサー各兵器群にも受け継がれていると思えそうな部分がある。 なお、ベルサー軍旗艦の方では、砲台復元機能の他、ナパーム弾やニュークリア弾・次元砲、βビームは再現できなかったとされている。

BGM

使用される曲は「BOSS7」。最終ボスの熾烈な攻撃をイメージしたような重厚な曲であり、後のアレンジ移植などでグレートシングに優先的に使用されることが多かった為、事実上のテーマ曲として認知されている。作曲はOGR(小倉久佳)。

ダライアスバーストでのグレートシング専用曲「Hello 31337」も、同ゲーム中この1曲のみ小倉久佳作曲による他、ミッションモードやクロニクルモードでのオリジンシルバーホーク使用時等に「BOSS7」がかかる。

ダライアスバーストアナザークロニクルでは、G.T.V、G.T.B交戦時に、ダライアス外伝での最終面共通曲「SELF」や、Gダライアスでの最終ボス共通曲「Adam」といった、グレートシング戦でも使われていたBGMが用いられる場合がある。

登場作品

グレートフォース (GREAT FORCE)

参考文献

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