グレートハンティング
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| グレートハンティング 地上最後の残酷 | |
|---|---|
| Ultime grida dalla savana | |
| 監督 |
アントニオ・クリマーティ マリオ・モッラ |
| 脚本 |
アントニオ・クリマーティ マリオ・モッラ |
| 製作 |
アントニオ・クリマーティ マリオ・モッラ |
| ナレーター | アルベルト・モラヴィア |
| 音楽 | カルロ・サヴィーナ |
| 主題歌 | アン・コリン「グレート・ハンティング 愛のテーマ」 |
| 撮影 |
アントニオ・クリマーティ マリオ・モッラ |
| 編集 |
アントニオ・クリマーティ マリオ・モッラ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 96分 |
| 製作国 | イタリア |
| 言語 | イタリア語 |
| 配給収入 |
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| 次作 | グレートハンティング2 |
『グレートハンティング』 (Ultime grida dalla savana) は、1975年にイタリアの会社が製作配給したドキュメンタリー映画。すべての歴史を狩るもの狩られるものの闘争の歴史として捉え[2]、ライオンによる人喰いシーンの映像に象徴されるショッキングな映像により[2]、世界的なヒットを収め、続編の他、多数の亜流作品を生み出した。日本公開は1976年3月、日本ヘラルド映画配給で「地上最後の残酷」という副題が付いていた。日本での配給収入は18億円で、1976年の外国映画2位[1]。
1970年代のオカルト映画、動物パニック映画などで刺激的な描写に慣れていた観客の度肝を抜いた、ライオンによって人が喰い殺されるシーンを売り物にしたドキュメンタリー映画である。『世界残酷物語』(1962年)と同様、文明と野生を対比させてその根本は変わらない、むしろ人間のほうがおかしいのではないかと文明批判をするスタイルを装いつつ、キワモノ感覚に満ちたシーンを集めている。
とはいえ主要スタッフのアントニオ・クリマーティは『世界残酷物語』など、グァルティエロ・ヤコペッティの作品群で撮影を担当していただけのことはあり、他の残酷ドキュメンタリーやモンド映画に比して抜群の絵作りを見せており、現在でも鑑賞に堪え得る映像作品である。
なお、売り物となったライオンの人喰いシーンや人間狩りのシーンは、偶発事故を撮った割には丹念なカット割りや編集、演技にしか見えない不自然な行動などが散見され、明らかなやらせである。
ストーリー
スタッフ
封切り
作品の評価
映画批評家によるレビュー
怪談史研究家の小池壮彦は、「内臓ぶちまけシーンにこそリアル感があったものの、『ライオンの動きが妙に穏やかじゃねえか』とか『マネキン人形なんて食ってもうまくねえだろう』などと映画館で失笑を買っていた」、「やけにカットがぶつ切りで編集しまくった形跡があることから、公開当時からヤラセ疑惑が指摘されていた」と否定的意見を述べているが、「(ライオンの犠牲となった人の最後の映像に関して)のちのちまで応用される衝撃映像のスタイルを先取りしていた」、「むしろこの映画は殺戮シーン以外の映像に目を見張るものがある。大自然の優美を描く演出は、残酷ドキュメンタリーの最高傑作の感がある」と肯定的な評価も下している[3]。
影響
- クリマーティとモッラのコンビは、その後も本シリーズの続編2本、『残酷を超えた驚愕ドキュメント・カランバ』(1983年)などを発表する。
- マリオ・モッラはその後F1ドキュメンタリー『ポールポジション』(1978年)シリーズを発表するが、やはり死傷事故を中心とした残酷シーンが売り物となった。
日本での影響
本作や『悪魔のいけにえ』『スナッフ/SNUFF』といった、1960年代の『世界残酷物語』以降の一連のモンド映画以来の残酷映画の連続ヒットに[4]、外国映画の影響を受けやすい東映の岡田茂社長(当時)が[4][5][6][7](『悪魔のいけにえ』『スナッフ』とも東映パラス系で公開された[8])、「東映も映画は"見世物"といった原点に帰って企画を立てる。これからは"見世物"映画で押しまくる。ワシも香具師(やし)になって、ウソかホントかというドキュメンタリー調の見世物を作るつもりだ」とメジャー映画会社のトップとは思えない発言をぶち上げ[5][6][9][10]、「タイトルを見ただけで興味が沸くものを並べた」と以降の製作予定映画として『武闘拳 猛虎激殺!』『沖縄やくざ戦争』『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』『男組 少年刑務所』『わが逃亡とSEXの記録』(『安藤昇のわが逃亡とSEXの記録』)『暴走渡り鳥』『新宿暴力街』(『やくざ残酷秘録・片腕切断』?)『処女の刺青』『激突!プロ空手』(『世界最強の格闘技 殺人空手』?)『暴走‼ハーレーダビッドソン』 『新興暴力予備軍』などを発表し[5][9][10][11]、東映でも多くの"見世物"映画が製作された[5][9][12][13]。