ケプラー12b

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発見日2011年9月8日(公表日)[1]
発見者Fortney ら[1]
ケプラー12b
Kepler-12b
ケプラー12とケプラー12bの想像図
ケプラー12とケプラー12bの想像図
星座 りゅう座
分類 太陽系外惑星
ホット・ジュピター
発見
発見日 2011年9月8日(公表日)[1]
発見者 Fortney ら[1]
発見場所 ケプラー宇宙望遠鏡
発見方法 トランジット法[1]
現況 公表
軌道要素と性質
元期:J2000.0
軌道長半径 (a) 0.0556±0.0007 au[1][2]
離心率 (e) < 0.01[1][2]
公転周期 (P) 4.4379637 ± 0.0007 日[1][2]
軌道傾斜角 (i) 88.76 ± 0.08 °[1][2]
近点引数 (ω) 182+97
98
°[1]
通過時刻 JD 24555004.0835 ± 0.00002[1]
準振幅 (K) 48.2+4.4
4.3
m/s[1]
ケプラー12の惑星
恒星
視等級 13.438
スペクトル分類 FまたはG
質量 1.166+0.051
0.054
M[1]
半径 1.483+0.025
0.029
R[1]
平均密度 0.354+0.017
0.008
g/cm3[1]
表面重力 149.6m/s2[1][注 1]
有効温度 5947 ± 100 K[1]
自転速度 V sini 0.8 ± 0.5 km/s[1]
金属量 [Fe/H] 0.07 ± 0.04[1]
年齢 40億+3億
4億
[1]
位置
赤経 (RA, α)  19h 04m 58.44s
赤緯 (Dec, δ) +41° 02 25
距離 2947 光年
(904 pc[3][注 2])
物理的性質
半径 1.695+0.028
0.032
RJ[1][2]
質量 0.431+0.041
0.040
MJ[1][2]
表面重力 3.715 m/s2[1][注 3]
0.379 g[注 4]
平衡温度 1480 ± 30 K[4]
他のカタログでの名称
KOI-20b[5], KOI-20.01[5], KIC-11804465b[5], GSC 03549-00844 b[5], 2MASS J19045842+5002253 b[5]
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ケプラー12b英語: Kepler-12b)とは地球からりゅう座の方向に900パーセク先にある太陽よりやや大きい恒星ケプラー12公転している太陽系外惑星である。質量は木星の0.4倍であるのに半径が木星の1.7倍近くある異例のホット・ジュピターである。2011年ケプラー宇宙望遠鏡の観測によりトランジット法で発見された。発見の成果は同年9月8日に公表された[1]

この惑星を発見したNASAのケプラー宇宙望遠鏡はトランジット惑星を発見するために継続的に宇宙の一地域を観測した。恒星面を惑星が通過すると恒星がわずかに減光したことが検出され、それが周期的に起こるため惑星による減光かを判断した結果、惑星のトランジットが原因であるという証拠が出た。発見当時は恒星はケプラー12とは呼ばれておらず、KIC 11804665やKOI-20と呼ばれていた[5]

ケック天文台はケプラー12の光度の変化が連星によるものではないと証明した。

ケプラー12bの存在を確実なものとするためKepler Follow-up Program英語版(KFOP)においてW・M・ケック天文台はケックI望遠鏡を用いて食連星でないことを証明した。WIYN天文台英語版スペックル・イメージングを使った調査でケック天文台による証明を補助し、他の恒星からの影響でもないことを証明した。2009年9月9日にはパロマー天文台ヘール望遠鏡に搭載されたPHAROカメラで得られた近赤外線の画像によりケック天文台とWIYN天文台の証明を再確認した[1]

ケック天文台は分光器HIRESを用いてケプラー12の視線速度をケプラー12bの特徴をより詳細に知るために測定した。視線速度の測定からケプラー12bの存在が確定し、1年半に及ぶデータの処理・解析から質量、半径、密度が求まった[1]

スピッツァー宇宙望遠鏡による再調査も行われ、ケプラーにより発見された巨大な系外惑星による恒星面通過を観測する"プログラム#60028"が実行された。その結果「逆転層」と呼ばれる現象は起こっていないと仮に結論づけられた。

恒星

恒星ケプラー12はKepler Input CatalogにおいてはKIC 11804465と呼ばれる。スペクトル型は早期のGあるいは晩期のFと分類される。また、太陽に似ており、主系列星としては終わりを迎える矮星赤色巨星に進化するだろうと考えられている[1]。地球からの距離は904pcあり[3][注 2]、単位を光年に換算すると約2947光年である。視等級は13.4[2]で肉眼では見えない。

太陽とは似ているもののわずかに太陽よりも質量は大きくイオンに富んでおり温度が高い。しかし、半径は太陽の約1.5倍もある[1]

特徴

脚注

関連項目

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