ケプラー40
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| ケプラー40 Kepler-40 | ||
|---|---|---|
| 星座 | はくちょう座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 14.58 (± 0.02)[1] | |
| 分類 | 恒星 | |
| 位置 元期:J2000 | ||
| 赤経 (RA, α) | 19h 47m 15.2875s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +47° 31′ 35.665″[2] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経:−1.536±0.044 mas/yr 赤緯:−6.761±0.041 mas/yr [2] | |
| 年周視差 (π) | 0.4051 ± 0.0229ミリ秒[2] (誤差5.7%) | |
| 距離 | 8100 ± 500 光年[注 1] (2500 ± 100 パーセク[注 1]) | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 2.13 (± 0.06) R☉[1] | |
| 質量 | 1.48 (±0.06) M☉[1] | |
| 表面温度 | 6510 (± 100) K[1] | |
| 金属量[Fe/H] | 0.10 +0.15 −0.10[1] | |
| 年齢 | 28 (± 3) 億年 | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| KIC 10418224, 2MASS 19471528+4731357, KOI-428, TOI-7457 | ||
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ケプラー40 (英: Kepler-40、KOI-428) とは、はくちょう座の方向に約8100光年離れた場所に位置する恒星である。ケプラー40は、少なくとも1つの惑星ケプラー40bを持っていることが知られている[1]。この惑星の有無を判断するためにフォローアップ観測のデータの解析が行われ、その結果は2011年1月4日に科学雑誌に発表された。ケプラー40は太陽の約1.5倍の質量を持ち、そのサイズは2倍以上である。
ケプラー40は、ケプラーの観測対象となった。ケプラーは、主星を公転する系外惑星を探査するためのNASAの宇宙機である。ケプラーの最初の33.5日間の運用では、惑星が存在する可能性を示すシグナルが検出されたため、2009年5月中旬から6月中旬にかけて、Kepler object of interest (KOI) の番号 KOI-428 が与えられた。ケプラーの光度計によって測定されたデータは一般に公開され、そのデータ中にはケプラー40と、それをトランジットしている惑星候補のデータも含まれていた[1]。
ケプラー40のデータは、フランスとスイスの天文学者のチームによって分析され、最初に偽陽性のテストが行われた。明らかな誤検出の可能性がすべて解消された後、科学チームは南フランスのオートプロヴァンス天文台の SOPHIE échelle 分光器を使用して、星の視線速度の測定を行った。収集されたデータを分析し、検出されたシグナルが近接した軌道を公転する連星によるものか、あるいは惑星によるものかの調査が行われた[1]。
ケプラー40bの存在が確認された後、フランスとスイスの科学チームは、SOPHIE によって観測された星のスペクトルを分析することにより、星の恒星パラメータを明らかにするための研究を行った。ケプラー40は、太陽半径の1.8倍以上の半径を持つ恒星としては、6番目に惑星が発見された天体である。ケプラー40b が発見された時点では、ケプラー40はトランジットする惑星を持つことが知られている中では最も進化した星であった[1]。
ケプラー40の周りの惑星の発見に関する論文は、2010年9月15日に投稿された後、2011年1月4日にアストロノミー・アンド・アストロフィジックス誌に掲載された[1]。