ケホコリ

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ケホコリ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: アメーボゾア門 Amoebozoa
亜門 : コノーサ亜門 Conosa
階級なし : 真正動菌 Eumycetozoa
: 変形菌綱 Myxogastrea
亜綱 : 明胞子亜綱 Lucisporinia
上目 : ケホコリ上目 Trichiidia
: ケホコリ目 Trichiales
: ケホコリ科 Trichiaceae
: ケホコリ属 Trichia
: ケホコリ T. botrytis
学名
Trichia botrytis (J.F.Gmel.) Pers., 1794[1][2]
シノニム
など[2]
和名
ケホコリ[3]、ケホコリカビ[4]

ケホコリ学名: Trichia botrytis)は、ケホコリ目ケホコリ科ケホコリ属に分類される変形菌の1種である。子実体は腐朽木上に見られ、ふつう有柄の単子嚢体であり、胞子嚢 (子嚢) は赤褐色から黒色、淡色の紋があり(図1)、その部分で裂開する。細毛体は3–5本のらせん紋をもち、先端は徐々に細くなる。胞子は直径 9–11 µm、表面は細かいいぼ状。学名の種小名である botrytis は、ギリシア語で「ブドウの房の」を意味する[3]

子実体は群生し、ふつう柄の先に1個の子嚢(胞子嚢)をつけた単子嚢体(高さ 2–5 mm)であるが(図1, 2, 3a)、まれに無柄または屈曲子嚢体[3][5][6]変形膜は不顕著[3]。柄は円筒形、鈍黄色から暗褐色[3][5](図2, 3a)。まれに柄が互いに合着して掌状子嚢体になる[3][5]。子嚢は球形から倒卵形や洋ナシ形、直径 0.6–0.8 mm、赤褐色から黒色、ふつう淡色の網状紋があり、これが裂開線になる[3][5][6](図1, 2, 3a)。

2a. 子実体
2b. 子実体

子嚢壁は2層、外壁は暗色の粒状物を含み、内壁は膜質、不規則に裂開する[3][5][6]細毛体は直径 4–5 µm、鈍黄色から黄褐色、3–5本のらせん紋をもち、ときに分枝し、先端は徐々に細くなる[3][5][6](図3b)。胞子は直径 9–11 µm、表面は細かいいぼ状、反射光で鈍黄色から黄褐色、透過光で淡黄色[3][5][6](図3b)。

3a. 裂開して細毛体を露出した子実体
3b. 細毛体と胞子

変形体は紫褐色[3][5][6]

分布・生態

4a. 腐朽上の子実体
4b. Byssostilbe子嚢菌門フンタマカビ綱)に寄生されたケホコリの子実体

広域分布種であり、北米南米ヨーロッパアフリカアジアオセアニアハワイから報告されている[3][5]タイプ産地ドイツ[3][5]。日本では北海道本州四国九州で見つかる[3][5]

子実体は、春から秋にかけて、腐朽木上にややふつうに生じる[3][5][6](図4a)。

分類

脚注

外部リンク

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