オチバケホコリ

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オチバケホコリ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: アメーボゾア門 Amoebozoa
亜門 : コノーサ亜門 Conosa
階級なし : 真正動菌 Eumycetozoa
: 変形菌綱 Myxogastrea
亜綱 : 明胞子亜綱 Lucisporinia
上目 : ケホコリ上目 Trichiidia
: ケホコリ目 Trichiales
: ケホコリ科 Trichiaceae
: ケホコリ属 Trichia
: オチバケホコリ T. flavicoma
学名
Trichia flavicoma (Lister) Ing, 1967[1]
シノニム
  • Trichia botrytis var. flavicoma Lister, 1894[1]
  • Trichia munda var. flavicoma f. fusca Meyl., 1931[1]

オチバケホコリ学名: Trichia flavicoma)は、ケホコリ目ケホコリ科ケホコリ属に分類される変形菌の1種である。子実体はふつう有柄の単子嚢体であり、胞子嚢 (子嚢) は赤褐色から黒色、淡色の紋があり(図1)、その部分で裂開する。細毛体は3–5本のらせん紋をもち、先端は徐々に細くなる。胞子は直径 9–11 µm、表面は細かいいぼ状。学名の種小名である flavi + coma は、ラテン語で「黄色い毛の束の」を意味する[2]

子実体は10–15個が散生し、ふつう柄の先に1個の子嚢(胞子嚢)をつけた単子嚢体であるが(図1, 2a)、まれに無柄[2]変形膜は不顕著[2]。柄は高さ 0.1–0.7 mm、太い円筒形、赤褐色から黒色、平滑またはやや縦溝があり、中実で不透明[2](図1, 2a)。子嚢は卵形から倒卵形、直径 0.1–0.5 mm、赤褐色から黒色、ふつう黄色の網状紋がある[2](図1, 2a)。ふつう花弁状または不規則に裂開する[2]

2a. 子実体
2b. 細毛体と胞子

子嚢壁は1層で厚く、内面に黄色の線で区画された赤色の斑紋はあり、斑紋部にはふつう残留物が含まれる[2]細毛体(弾糸)は短くふつう分岐せず、直径 3–4 µm、鮮黄色、4–5本のらせん紋をもち、ときに分枝し、先端は長く徐々に細くなる[2](図2b)。胞子は直径 12–14 µm、表面は細かい疣状、反射光で鮮黄金色、透過光で鮮黄色[2](図2b)。

変形体は不明[2]

分布・生態

北米南米ヨーロッパアジアハワイから報告されている[2]タイプ産地英国[2]。日本では本州九州で見つかる[2]

子実体は、おもに夏、広葉樹の落ち葉に生じる[2](図4a)。

分類

脚注

外部リンク

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