ケーニグセグ
スウェーデン南部、エンゲルホルムに設立されたスーパーカー・ハイパーカーメーカー
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ケーニグセグ・オートモーティブ(Koenigsegg Automotive AB )は、1994年にスウェーデン南部、エンゲルホルムに設立されたスーパーカー・ハイパーカーメーカーである。
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| 種類 | 公開有限会社(PLC) |
|---|---|
| 本社所在地 |
262-74 スウェーデン、エンゲルホルム、Margretetorp |
| 設立 | 1993年 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 事業内容 | 自動車の製造,販売 |
| 代表者 | クリスティアン・フォン・ケーニグセグ(創業者/代表取締役社長) |
| 外部リンク |
https://www.koenigsegg.com/ https://www.koenigseggbingosports.jp/ |
概要
1994年に、1972年生まれの実業家であり当時22歳のクリスティアン・フォン・ケーニグセグ[1]によって、世界最高のスーパースポーツカーを生み出すために設立された。[2]

2005年にケーニグセグが発売したスーパーカー、CCRの公称最高時速はイタリアのナルド・サーキットにおいて387.87km/h(806馬力 0~100km/h加速3.2秒)と、市販車でのギネス世界記録を樹立したが、この記録は2007年アメリカのスーパーカー、SSC Ultimate Aeroが出した最高時速414.3kmによって更新された。
CCRの新車車両本体価格は385,000€(2025年11月時点のレートで約7000万円)であった。
アゲーラ以降はエンジンも独自に設計開発されたものを使っており、この点がパガーニ・オートモービルやグンペルト・アポロなどと異なる。[3]
なお、2014年3月にジュネーヴショーにて発表された「One:1」は最高時速440kmを記録し、世界最速の公道仕様車となる。
アイコン
ケーニグセグ社のモデルには特徴的なアイコンが存在する。
一つ目がエンブレムである。ケーニグセグのエンブレムは、同家の紋章(家紋)から着想を得たものである。
二つ目が「CC PROTOTYPE」から採用されている「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・アクチュエーション・ドア (ラプタードア)」と呼ばれているユニークなドアで、ドアが回転して後端が上昇、ドア前端が下降するとともに外側に開くようになっていて、狭いスペースでも乗降できるようになっている。ランボルギーニの「シザードア」のように、一目でケーニグセグ社の車だと分かる。
三つ目が「スピリット・オブ・パフォーマンス」と呼ばれるオバケのマスコットで、エンジンボンネットに描かれている。[4]
サーブ買収の試み
キャッチコピー
Spirit of Performance
(=日本語訳:パフォーマンスの精神)
ケーニグセグ公式「About」ページにも記載されているモットー。
背景には、同社の創業者クリスチャン・フォン・ケーニグセグが「ただ速いだけではなく、すべての側面で妥協せずに最高のパフォーマンスを追求する」という哲学がある。「感情、速度、優雅さ、快適さ、運転しやすさ」のいずれにおいても、高い次元をめざすという姿勢を表しているキャッチコピー(スローガン)でもある。
また、細部へのこだわり(デザインや素材、製造工程)を「ハートをこめて磨き上げる」ことで、ただのマシンではなく「魂(ソウル)を持つ作品」を作ろうという意味合いがある。
ケーニグセグ車の後部にはゴースト(幽霊)のシンボルがあり、これは同社工場がかつてスウェーデン空軍の基地で、「ゴースト・スクワッドロン(Ghost Squadron)」だった歴史に由来している。その「幽霊マーク」が象徴するものこそが “Spirit of Performance” であり、単なる性能主義ではなく、遺産(歴史)・精神・アイデンティティを含んだブランドの核。
The Show Must Go On
(=日本語訳:ショーは続かなければならない)
これは、ケーニグセグ工場がある敷地を前に使っていたスウェーデン空軍の「ゴースト・スクワッドロン(Ghost Squadron)」のモットー。
ケーニグセグはその “Ghost Squadron(幽霊中隊)” の象徴(幽霊マーク)を受け継ぎ、歴史と伝統を敬意をもって自社に取り込んでいる。
このモットーには、「困難や変化があっても使命(=性能、革新、創造)を止めず、常に前進し続ける」という意味も込められている。
具体的には、かつての戦闘機基地を改修して最先端のハイパーカーメーカーの工場としたケーニグセグは、その場所の歴史をただ保存するのではなく、“戦闘機からハイパーカーへ” という流れを体現し、「パフォーマンスの伝統を引き継ぎながら、新たな時代も継続させる(=ショーは終わらない)」という理念を持っている。
車種一覧
生産中の車種
生産中(または開始予定)の車種で、売り切れとなったものを含む。
生産が終了した車種
一覧表
| 画像 | 車種名 | 生産年 | 生産台数 | 最高速度 (km/h) |
加速 (0 - 100 km/h) |
備考 | 公式サイト (jp) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CC | 1996年 | 1台 | プロトタイプ | [10] | |||
| CC8S | 2002年 - 2004年 | 6台 | 387km/h | 3.5 秒以下 | 生産のうち2台は右ハンドル仕様。 | [11] | |
| CCR | 2004年 - 2006年 | 14台 | 395+km/h | 3.2 秒 | [12] | ||
| CCGT | 2007年 | 1台 | FIA GT選手権のために制作 レーシングカー(GT1マシン) |
[13] | |||
| CCX | 2006年 - 2010年 | 29台 | 395+km/h | 3.2 秒 | [14] | ||
| CCXR | 2007年 - 2010年 | 8台 | 400+km/h* | 3.1 秒 | 最高速度は推定値。 | [15] | |
| CCXR Special Edition | 2007年 | 2台 | 400+km/h* | 2.9 秒 | 最高速度はリアウイングなしの測定値。 | [16] | |
| CCX Edition | 2008年 | 2台 | 400+km/h* | 3.0 秒 | 最高速度はリアウイングなしの測定値。 | [17] | |
| CCXR Edition | 2008年 | 4台 | 400+km/h* | 3.0 秒 | 最高速度はリアウイングなしの測定値。 | [18] | |
| Quant (クアント) |
2009年 | 1台 | コンセプトカー | [19] | |||
| CCXR Trevita (トレヴィータ) |
2009年 - 2010年 | 2台 | 410+ | 2.9 秒 | [20] | ||
| Agera (アゲーラ) |
2010年 - 2013年 | 7台 | 420km/h | 3.0 秒 | [21] | ||
| Agera R (アゲーラR) |
2011年 - 2014年 | 18台 | 430km/h | 2.8 秒 | [22] | ||
| Agera S (アゲーラS) |
2012年 - 2014年 | 5台 | 430km/h | 2.9 秒 | 生産100台目を記念した「S Hundra」モデルが存在する[23]。 | [24] | |
| One:1 | 2014年 | 6台 | 440km/h* | 2.8 秒 | 最高速度は推定値。パワーウェイトレシオが1のためこの名が付いた。 | [25] | |
| Agera RS (アゲーラRS) |
2015年 - 2018年[26] | 25台 | 457km/h[27] | 2.9 秒[28] | アメリカ第一号車は「Agera XS」と命名されている。 | [29] | |
| Agera RSR (アゲーラRSR) |
2016年 | 3台 | Agera RSをベースにした限定車。日本でのみ発売。 | ||||
| Regera (レゲーラ) |
2015年 - 2022年 | 85台 | 402km/h* | 2.8 秒 | 最高速度は推定値[30]。 | [31] | |
| Jesko Attack(ジェスコ アタック) | 2020年- | 125台 | 450km/h | 2.5秒 | 正確な最高速度は不明 | [32] | |
| Jesko(ジェスコ) | 2020年 - | 125台[33] | 441km/h* | 2.6秒 | 正確な最高速度は不明[34]。 | [35] | |
| JESKO ABUSOLUT(ジェスコ アブソリュート) | 2020年 - | 125台 | 496km/h | 2.6秒 | 正確な最高速度は不明。既に完売している。 | [36] | |
| CC850 | 2022年- | 50台(+増産20台) | 390km/h | 正確な最高速度は不明。増産分含め既に完売している。 | [37] | ||
| Gemera(ジェメラ) | 2024年 - | 300台 | 400km/h | 1.9秒 | ケーニグセグ初の4シーターメガGT。 | [38] | |
| Jesko sadair's spear(サデアズ・スペア) | 2025年- | 30台 | 360km/h | ジェスコをベースとしたサーキット仕様車両 | [39] | ||
| CCGT1 | 2026年- | 70台 | CCGTをオマージュしたモデル。CC850をベースに製造され、公道走行も可能。 | [40] |
日本での販売
歴史年表
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1994年 | クリスチャン・フォン・ケーニグセグクリスティアン・フォン・ケーニグセグが、スウェーデン・エンゲルホルムに Koenigsegg Automotive ABを創業 |
| 1996年 | プロトタイプ車「CC」が初めて公道で走行。リッカード・リデルらがアンダーストープ・サーキットで試乗 |
| 1997年 | CC プロトタイプがカンヌ映画祭で展示され、メディアの関心を集める |
| 2000年 | CC8S の試作モデルがパリ・モーターショー(モンディアル・ド・ロトモビル)で発表(構想段階) |
| 2002年 | CC8Sの量産開始 |
| 2003年 | マルグレトトルプ工場で火災が発生。会社の初期記録の一部が失われる |
| 2003年 | 本社/工場をエンゲルホルムの元スウェーデン空軍F10(Scania Wing)の基地(ハンガーや滑走路を含む)に移転 |
| 2004年 | CCR(CC8Sの進化型)を発表。14台限定生産 |
| 2006年 | CCXモデルを展開開始 |
| 2007年 | CCXR(高性能・派生モデル)を発表 |
| 2010年 | Ageraをジュネーブモーターショーで発表。ツインターボ V8 を搭載 |
| 2011年 | Agera R登場。E85などのバイオ燃料対応 |
| 2012年 | Agera S発表。通常ガソリンでも1,000hp を超える出力 |
| 2014年 | One:1モデル発表。1馬力=1kg のパワー・ウェイト比を実現。 (koenigsegg-registry.com) |
| 2015年 | Regeraをジュネーヴで発表。電動モーター + ツインターボ V8、トランスミッションなしのKoenigsegg Direct Driveを採用。 |
| 2015年 | Agera RSを発表 |
| 2016年 | Agera RS生産開始(限定モデル) |
| 2016年 | 日本における Koenigsegg の体制を強化。BINGO SPORTS / BH AUCTIONがKoenigsegg BINGO SPORTS(ケーニグセグ・ビンゴスポーツ) を設立 |
| 2017年 | Agera RSが世界最高速度などの記録を樹立(0-400-0 km/h など) |
| 2019年 | Jeskoをジュネーヴ国際モーターショーで発表。9速 Light Speed Transmission(LST)などの新技術を搭載 |
| 2019年 | Regera が 0-400-0 km/h の世界記録を樹立 |
| 2020年 | Jesko Absolutを発表。空力特性を極限まで追求した高速モデル |
| 2020年 | Gemera(4人乗りのメガGT)がコンセプトとして公開 |
| 2022年 | JeskoがTop Gear Awards「Hypercar of the Year」受賞 |
| 2022年 | CC850を発表(CC8Sの20周年を記念) |
| 2023年 | Gripen Atelierをオープン(設計・生産・ショールームを備えた新施設) |
| 2023年 | Gemeraクライアント仕様を発表 |
| 2023年 | Regeraが再び 0-400-0 km/h 記録を更新 |
| 2024年 | 創業 30周年を迎える。従業員数、世界的な納車基盤などで飛躍 |
| 2025年 | Jesko Absolutが 0–400–0 km/h 世界記録を更新(25.21 秒) |
| 2025年 | Sadair’s Spear発表(限定モデル、トリビュート車両) |
ゲームにおける正式ライセンス
ケーニグセグのゲーム関連へのライセンス付与はかなり多い。以下の表が主なライセンス取得済みのゲームである
| 年(リリース) | ゲーム名(プラットフォーム/備考) |
|---|---|
| 2003 | Project Gotham Racing 3(Xbox 360) |
| 2005 | GTR – FIA GT Racing Game(PC) |
| 2005 | Juiced(PS2 / Xbox / PC) |
| 2006 | GRID (2005/2008 系列アーケード版) |
| 2008 | GRID (2008)(PC/PS3/Xbox 360) |
| 2009 | Race Pro(Xbox 360) |
| 2009 | Forza Motorsport シリーズ(当時の世代) |
| 2010 | GRID(アーケード / 再版) |
| 2011 | Need for Speed: The Run |
| 2012 | CSR Racing (モバイル) |
| 2013 | Need for Speed: Rivals |
| 2013 | Real Racing 3 |
| 2013 | Asphalt 8: Airborne |
| 2013 | GRID 2 |
| 2014 | Driveclub |
| 2015 | Need for Speed (2015) |
| 2015 | Need for Speed: No Limits |
| 2016 | Forza Motorsport 6 / Forza Motorsport 6: Apex |
| 2016 | Forza Horizon 3 |
| 2016 | CSR Racing 2 |
| 2016 | Asphalt Xtreme |
| 2016 | Asphalt 8: Airborne(継続アップデート) |
| 2016 | Real Racing 3(継続アップデート) |
| 2017 | Forza Motorsport 7 |
| 2017 | The Crew(アップデート) |
| 2017 | Gear.Club |
| 2017 | Asphalt 8(継続) |
| 2018 | Forza Horizon 4 |
| 2018 | The Crew 2 |
| 2018 | Asphalt 9: Legends |
| 2018 | Real Racing 3(継続) |
| 2019 | GRID (2019) |
| 2019 | CSR Racing 2(継続) |
| 2019 | Forza シリーズ(継続) |
| 2019 | Nitro Nation |
| 2020 | Project CARS 3 |
| 2020 | Asphalt 9(継続) |
| 2020 | Real Racing 3(継続) |
| 2020 | Forza Horizon 4(継続) |
| 2020 | The Crew 2(継続) |
| 2020 | Rebel Racing |
| 2021 | Forza Horizon 5 |
| 2023 | The Crew: Motorfest |
| 2023 | Racing Master |
| 2024 | Driving Empire |
あくまでこのゲーム一覧は一部の代表ゲームのみであり、これらの他にも正式ライセンス取得済みのゲームは多数存在する。