コアノゾア
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| コアノゾア Choanozoa | |||||||||||||||
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Monosiga brevicollis | |||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||
| Choanozoa Brunet and King, 2017 | |||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||
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Apoikozoa Budd & Jensen, 2015 | |||||||||||||||
| 下位分類群 | |||||||||||||||
コアノゾア(学名:Choanozoa)あるいはコアノゾア類[2](コアノゾアるい)は、フィロゾアに属する真核生物の一群である。
形態
語源
「コアノゾア」という言葉はもともと、1991年にトーマス・キャバリエ=スミスが原生生物の中でも原始的な一群に対して用いたものであるが、それらが単系統でないことがわかったため、用いられなくなっていた。
Brunet & King (2017)は、襟鞭毛虫類と動物からなるクレードに対して、「コアノゾア」を再定義して用いることを提唱した。古代ギリシア語のchoanē には襟の意味があり[注釈 1]、これはコアノゾア類の共有派生形質である襟状構造を指す。
このクレードに対しては先に「アポイコゾア」(Apoikozoa)の名が用いられていた。これは古代ギリシア語でコロニーを指す語と動物を指す語の複合語で、多細胞組織を形成する動物と襟鞭毛虫類の共通点を指している[6]。しかし、多細胞性は動物においては常に見られるものだが、襟鞭毛虫では稀にしか現れないため、両者の共通祖先で見られる性質として妥当かどうかは疑問の声があった。さらに、コロニーを形成する形質は他の生物でも見られることもあり、より適切な名前が用いられることとなった[6]。