祖先のオピストコンタ生物は、細胞に細い糸のような突起物または「触手」を持っていたと推定される。ただしオピストコンタの一部の生物(Mesomycetozoa及びコラロキトリウム)はこの部位を失っている。フィロゾアの生物においては、この糸のようなものは、先端まで太さが変わらない単純な構造で、アクチンの束でできた堅い芯を持つ(これは、ヌクレアリアの柔軟で枝分かれがあり先ほど細くなる糸状仮足や、菌類の枝分かれする仮根・菌糸とは対照的である)。 襟鞭毛虫類と最も原始的な動物すなわち海綿動物においては、この糸のようなものは集まって 鞭毛または繊毛の周りの濾過摂食の「襟」となっている。これは、フィロゾアに属する直近で共通する祖先から受け継がれたものだと考えられている[1]。