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コウベモグラ

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コウベモグラ(神戸土竜、学名:Mogera wogura)は、真無盲腸目モグラ科ニホンモグラ属に属する哺乳類。

概要 コウベモグラ, 保全状況評価 ...
コウベモグラ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 哺乳綱 Mammalia
目 : 真無盲腸目 Eulipotyphla
科 : モグラ科 Talpidae
属 : ニホンモグラ属 Mogera
種 : コウベモグラM. wogura
学名
Mogera wogura
(Temminck, 1842)[1]
シノニム[1][2]
  • Talpa wogura Temminck, 1842
  • Mogera wogura kobeae Thomas, 1905
  • Mogera wogura kanai Thomas, 1906
和名
コウベモグラ[2]
英名
Japanese mole[1]
Large Japanese mole[1]
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分布

日本固有種 [3]。西日本(本州、四国、九州、種子島、屋久島、隠岐諸島、対馬など[4])に広く分布しているが、紀伊半島には本種は分布せず、アズマモグラが分布する[5]。

分類

当初、動物学者のテミンクは1842年に日本のモグラをTalpa woguraとして命名したが、種の記載に用いた標本の詳しい産地を記さなかったため、その後の日本のモグラの分類に大きな混乱を残した[5]。

Thomas (1905) は、1843年にライデン博物館から Mogera wogura(原記載はTalpa wogura)を代表するものとして送られた標本と比較して、頭骨の大きさが一致した横浜産の個体群(アズマモグラ)を典型的な M. wogura とみなす一方、これとは差異がみられた神戸産のモグラ(本種)を亜種 M. w. kobeae として記載した[6]。Kuroda (1940) はこの記述を、Thomasが M. wogura のタイプ産地を横浜に制限したものと解釈し、その後の研究者もこれを踏襲して、アズマモグラに Mogera wogura を適用してきた[7]。しかしAbe (1995) が M. wogura のタイプ標本を再検討したところ、これらは実際には東日本のアズマモグラではなく、 M. kobeae とされていた西日本のコウベモグラであることが判明した[7]。このため M. kobeae は M. wogura のシノニムとなり、それまでアズマモグラに用いられていた学名 M. wogura は、コウベモグラに用いられるようにになった[7]。

中国や朝鮮半島、ロシア極東南部に分布するオオモグラ(英語版) Mogera robusta[8]は、Abe (1995) により本種と同種であるとされたが[7]、近年の研究により染色体構成に生殖的隔離をもたらすほどの分化が示されたことから独立種として扱われるようになった[9]。

形態

頭胴長は約125mmから185mm、尾長は15mmから24mm、体重は50gから175gになる。

生態

平地から山地まで広く生息し、1つのトンネルをなわばりにして生活をする。トンネルの中に巣を作り、その近くにトイレを作る。そして、そのトイレで排泄をする。主にトンネルに落ちてきたミミズや昆虫を食べる。泳ぐこともでき、水辺までトンネルを掘った時に泳いで移動することがある。

アズマモグラとの関係

同属のアズマモグラとは、本州中部を境に分布域を分けている。しかし、大型である本種がアズマモグラを駆逐して分布域を東へ広げている。

参考文献

関連項目

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