ヒナゲシ
ケシ科の一年草
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特徴
ヨーロッパ中部の原産[3]。畑の雑草、グビジンソウ(虞美人草)ともいう[3]。
耐寒性の一年草で、全体に粗毛が密生し、茎は直立し[3]、草丈50センチメートル (cm) - 1メートル (m) 位になる。葉は互生し、羽状に深い切れ込みがあり、裂片は線状披針形、葉縁は粗歯牙状になる[3]。初夏に花茎を出し、上の方でよく分枝し、茎の先に直径5 - 10 cmの赤・白・ピンクなどの4弁花を開く。現在タネとして売られているものには、八重咲きの品種が多い。ケシやオニゲシに比べるとずっと華奢で、薄い紙で作った造花のようにも見える。
ケシとは、毛がないところと、葉に深い切れ込みがない点で相違があり、区別することができる[3]。
- ヒナゲシの株
- 葉
- つぼみ
- 果実
栽培
利用
民間療法
生薬名はないが、咲いた花は花柄とともに採取して乾燥したものが生薬になり、咳止めに利用される[3]。ケシにあるような麻薬成分は含まれていない[3]。民間では、乾燥花を1日量2 - 4グラムを、水300 ccで半量になるまで煎じた汁に砂糖を少量加えて、2 - 3回に分けて分服する用法が知られている[3]。
安全性
乾燥させた花の摂取は安全性が示唆されているが、焼いた花の多量摂取は危険性が示唆され、頻脈、徐脈、吐き気、嘔吐、胃痛、不安、痺れ、呼吸困難、乳酸アシドーシス、瞳孔収縮、強直間代性発作、意識喪失を生じることがある[4]。
小児が花や生の葉を摂取することについては危険性が示唆され、また、妊娠中や授乳中の安全性については情報が不足しているため、摂取を避けることが求められる[4]。

