コシダカガンガラ

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コシダカガンガラ
日本産 殻幅32mm
分類
: 動物Animalia
: 軟体動物Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 古腹足亜綱 Vetigastropoda
: ニシキウズ目 Trochida
上科 : ニシキウズ上科 Trochoidea
: リュウテン科 Turbinidae
亜科 : クボガイ亜科 Tegulinae[1][2]
: "クボガイ属" Tegula
: コシダカガンガラ T. rustica
学名
Tegula rustica
(Gmelin, 1791)[3]
シノニム

Omphalius rusticus (Gmelin)[4]

和名
コシダカガンガラ(腰高岩殻)
英名
a kind of turban snail

中名 粗瘤黑钟螺 (cū liú hēi zhōng luó)
銹凹螺[5](xiù aō luó)

コシダカガンカラ(腰高岩殻、学名Tegula rustica) は、リュウテン科(リュウテンサザエ科、サザエ科とも言う)に分類される巻貝の一種。殻高約3cm。東アジア沿岸の岩礁に棲息する。

ロシア沿海地方朝鮮半島日本北海道から九州)、中国沿岸の潮間帯から水深30m前後までの岩礁に棲む[4]

形態

クボガイと似ているが、貝殻の肩部や、螺層に斜めの畝状の盛り上がりがあって、ゴツゴツとした外観。底面には臍孔が開き、緑色には彩色されない[4]。少し伸びた柄の先に眼がある。

生態

雌雄異体で藻類を食べる。北海道礼文島での調査によると、7月水温の上昇とともに生殖腺が満たされ、8月~9月に産卵期をむかえる[6]

分類

古典的にはニシキウズ科 Trochidae に分類され、本種をタイプ種とするコシダカガンガラ属 Omphalius に置かれていたが、近年遺伝子の研究によりクボガイ科の"バテイラ属" Tegula(タイプ種はヘビカワターバン[3]に分類されるようになったのち[7][8]、クボガイ科はリュウテン科内のクボガイ亜科 Tegulinae とするのが妥当であることが示された[2]。クボガイ亜科は中生代ジュラ紀頃にニシキウズ科と分化し、白亜紀ないし新生代に入った頃にリュウテン亜科 Turbinaeやギンタカハマ亜科 Tectinaeと分化したことが示唆されている[9]

化石

愛知県の中部更新統渥美層群(約40万年前)や、千葉県木更津市の下総層群上泉層(約20万年前;いずれも更新世)などから化石が見つかっている[10][11]

人との関係

出典

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