コルモゴロフ自己同型
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数学において、コルモゴロフ自己同型(コルモゴロフじこどうけい、英: Kolmogorov automorphism)あるいは K-自己同型または K-シフト、 K-システム などと呼ばれるものは、コルモゴロフの0-1法則を満たすある標準確率空間上で定義された可逆な測度保存自己同型のことを言う[1]。すべてのベルヌーイ自己同型は K-自己同型である(K-性を持つとも言う)が、その逆は成り立たない。多くのエルゴード力学系は K-性を持つことが示されているが、より近年の研究ではそれらの多くは実際、ベルヌーイ自己同型であることが示されている。
K-性の定義は一般的であるように思われるが、それはベルヌーイ自己同型とは確かに異なるものである。特にオルンシュタインの同型定理は、K-システムに対しては適用されず、したがってエントロピーはそれらのシステムを分類する上で十分ではない。すなわち、同一のエントロピーを持つ非同型な K-システムが非可算個存在する。本質的に、K-システムの集まりは大きく、乱雑で分類されていないものとなる。一方、オルンシュタイン理論によって B-自己同型は「完全に」表現されている。