サブスタンス (映画)

From Wikipedia, the free encyclopedia

脚本 コラリー・ファルジャ
製作
製作総指揮 アレクサンドラ・ロウイ
サブスタンス
The Substance
監督 コラリー・ファルジャ
脚本 コラリー・ファルジャ
製作
製作総指揮 アレクサンドラ・ロウイ
出演者
音楽 ラファティ英語版
撮影 ベンジャミン・クラカン英語版
編集 コラリー・ファルジャ
バランタン・フェロン
製作会社 ワーキング・タイトル・フィルムズ
Blacksmith
配給
公開
  • イギリスの旗アメリカ合衆国の旗 2024年9月20日
  • フランスの旗 2024年11月6日
  • 日本の旗 2025年5月16日
上映時間 142分[1]
製作国
言語 英語
テンプレートを表示

サブスタンス』(原題:The Substance)は、2024年のSFホラースリラー映画である[1]コラリー・ファルジャが監督、脚本、編集、製作を手掛けた[2]。年齢を理由に仕事を失った、かつて一世を風靡したスターをデミ・ムーアが演じ、クローン技術に手を出した彼女が、美と若さに固執して破滅してゆく様を描く[3][4]R15+指定[2]、上映時間142分[2]

本作は複数の映画賞に選出されており[5]第77回カンヌ国際映画祭ではファルジャが脚本賞[6]第82回ゴールデングローブ賞ではムーアが主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)[7]第97回アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している[8]

今や見る影もないハリウッド映画スターのエリザベス・スパークルは50歳の誕生日に、長年のレギュラーであったエアロビクス番組から、テレビプロデューサーのハーヴェイによって突然降板させられた。放心状態のエリザベスは自分の看板が撤去されるのに気を取られ、交通事故を引き起こす。幸い軽傷であったものの意気消沈するエリザベスに、男性看護師が密かに「サブスタンス」という名のある薬品を宣伝するUSBメモリを渡す。それは若さと美しさ、より完璧な自分を得られると謳うものであった。一度はUSBをゴミ箱に捨てるが、好奇心に駆られたエリザベスはUSBに記された番号に電話するのだった。

電話で指定された廃ビルにて「サブスタンス」を持ち帰り説明書通りに薬品を注射すると、エリザベスの背が裂け、スーという若い女性が現れた。若さと美貌、エリザベスとしての知識を備えたスーはエリザベスの上位互換的な存在となる。スーはまたたく間にスターダムへ上り詰め、ハーヴェイから大晦日番組の司会に抜擢される。スーが名声によって享楽的な生活を過ごす中で、エリザベスは再び自信を持ち始めた一方で引きこもるようになる。

エリザベスとスーは1週間毎に身体を交換しなければならず、スーは老化を防ぐためにエリザベスの脊椎から抽出された安定液を注射し続けなればならなかった。

エリザベスとスーは次第に互いを別々の人間として見るようになり、軽蔑し始める。スーはエリザベスの自己嫌悪と過食生活を毛嫌いするようになり、1週間毎の身体の交換をしなくなった。

3ヶ月後、大晦日番組前日にスーはエリザベスからの安定液を得られなくなった。一時の快楽のために安定液を過剰に抽出した為である。スーがサブスタンスの業者に連絡したところ、安定液を補充するためにエリザベスの身体が必要だと伝えられた。そうして戻ったエリザベスの姿は猫背の老婆になっていた。エリザベスはスーの暴走を止めようと、分身であるスーを殺す血清を注射しようとしたが、美と若さを諦めきれなかった彼女は血清の全量を投与できず、スーを目覚めさせてしまった。自身を殺害しようとしたことを知り激昂したスーはエリザベスを撲殺してしまう。

エリザベスを失ったスーの身体は次第に衰弱していく。錯乱状態に陥ったスーは更に優れた肉体を得ようと、一度しか投与が許されない活性剤の残りを注入した結果、スーの肉体に無数の臓器やエリザベスの顔が貼り付いた怪物「モンストロ・エリサスー」に変貌してしまった。ポスターから切り抜いたエリザベスのマスクを被ったエリサスーは大晦日番組のスタジオにやって来たが、彼女の姿を見た観客達はその醜さに絶句し大混乱に陥る。スタジオの関係者がエリサスーの頭部を切断したが、さらに頭部は変異を続け、取れた片腕から噴き出した血しぶきでスタジオ一帯を真っ赤に染め続けた。

エリサスーはスタジオから飛び出すが、止まらない細胞変化に肉体が耐えきれず破裂し、路肩で倒れると肉体は完全に崩壊。崩れ落ちた肉片から浮き出たエリザベスの顔がハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの自分の名前が埋め込まれた星の上に這っていった。エリザベスは周囲の観衆から称賛されるまぼろしを見て、微笑みながら血痕と化すと完全に事切れた。翌日、エリザベスの血痕は床洗浄機で払拭された。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

製作

2022年1月、ワーキングタイトルフィルムズが製作し、ユニバーサルピクチャーズが配給元の映画にデミ・ムーアとマーガレット・クアリーが主演を務め、コラリー・ファルジャが監督を務めることが発表された[9][10]。同年2月にレイ・リオッタがハーヴェイ役で出演予定だったが、5月にリオッタが死去したため、デニス・クエイドがハーヴェイ役を務めることになった[11]

撮影は2022年5月9日から10月まで、計108日間で行われた[12]

評価

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI