サボタージュ (2014年の映画)
2014年の映画
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『サボタージュ』(Sabotage)は、2014年にアメリカ合衆国で制作されたクライムスリラー映画。主演はアーノルド・シュワルツェネッガー、監督をデヴィッド・エアーが務め、脚本はスキップ・ウッズとエアーが共同で執筆している。
| サボタージュ | |
|---|---|
| Sabotage | |
| 監督 | デヴィッド・エアー |
| 脚本 |
スキップ・ウッズ デヴィッド・エアー |
| 原作 |
アガサ・クリスティ 『そして誰もいなくなった』 |
| 製作 |
ビル・ブロック デヴィッド・エアー イーサン・スミス ポール・ハンソン パラク・パテル |
| 製作総指揮 |
ジョー・ロス アントン・レッシン サーシャ・シャピロ アルバート・S・ラディ スキップ・ウッズ ジェフリー・イム |
| 出演者 |
アーノルド・シュワルツェネッガー サム・ワーシントン オリヴィア・ウィリアムズ テレンス・ハワード ジョー・マンガニエロ ハロルド・ペリノー マーティン・ドノヴァン マックス・マーティーニ ジョシュ・ホロウェイ ミレイユ・イーノス |
| 音楽 | デヴィッド・サーディ |
| 撮影 | ブルース・マクリーリー |
| 編集 | ドディ・ドーン |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 109分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 興行収入 |
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アガサ・クリスティの推理小説『そして誰もいなくなった』を原作にしているが、内容や設定などは全く別物となっている[2]。
ストーリー
ジョン・“ブリーチャー”・ウォートンは、DEA(麻薬取締局)の特殊作戦チーム(DEA SOT)のリーダーである。チームのメンバーは、ジェームズ・“モンスター”・マレー、その妻リジー・マレー、ジョー・“グラインダー”・フィリップス、ジュリアス・“シュガー”・エドモンズ、エディ・“ネック”・ジョーダン、トム・“パイロ”・ロバーツ、ブライス・“トライポッド”・マクニーリー、そして“スモーク”・ジェニングスだ。
麻薬カルテルの拠点への急襲中、チームは現金の山から1,000万ドルを奪い、建物の地下の下水道に隠す。その際、残りの1億9,000万ドルを爆破して失わせるが、作戦中にスモークが死亡する。ところが、盗んだはずの金が消えてしまい、上司のフロイド・デメルはチームを停職処分とする。DEAは、チームが報告した金額と、FBIが同じカルテルを並行して捜査していたことから想定されていたより高額な金額との差異について捜査を開始する。6か月が経っても自白や関与を示す証拠が出なかったため、チームは復職する。
泥酔状態から目を覚ましたパイロは、自分のキャンピングカーが踏切に移動させられていることに気づくが、逃げる間もなく列車に衝突され死亡する。アトランタ市警の殺人課刑事キャロライン・ブレントウッドと相棒のダリウス・ジャクソンが事件を担当し、パイロのチームメイトたちを事情聴取する。
ブレントウッドは、ネックが意図的に聴取を避けていることに気づき、協力を期待してブリーチャーとともにネックの家を訪れる。到着すると、ネックは天井に釘打ちされ、内臓を抜き取られた状態で発見される。ブレントウッドはその処刑方法がカルテルの手口であると見抜き、ブリーチャーは、盗まれた金を巡ってカルテルがチームを狙っているのだと考える。
ブリーチャーとブレントウッドは、停職後にDEAを辞めたトライポッドのもとを訪れるが、彼はすでに死亡していた。彼は襲撃者との銃撃戦の末に相手を殺しており、その襲撃者はブリーチャーによってカルテルの実行役と特定される。後にモンスターがブレントウッドを訪ねる。ブリーチャーを疑っている彼女に対し、モンスターは、ブリーチャーの家族がカルテルに誘拐され、殺害の様子を撮影したビデオと、切断された妻と息子の遺体の一部が後日ブリーチャーに送りつけられたことを語る。ブリーチャーは家族の仇を何か月も追い続けたが、最終的にチームが彼を説得して前に進ませたのだった。ブレントウッドはブリーチャーに謝罪し、二人は関係を持つ。
ジャクソンは、死亡した実行役の携帯電話の位置情報からカルテルの隠れ家を突き止め、ブリーチャー率いるチームが急襲する。しかし、そこに実行役たちはいなかった。その後、彼らはトライポッドの家の近くの川底で遺体となって発見される。ブレントウッドは、彼らがパイロやネックよりも前に殺されていたことに気づき、誰かがカルテルに罪を着せ、チームメンバー殺害の犯人に仕立て上げているのだと悟る。
ブリーチャーはチームを再集結させ、事の顛末を説明する。するとリジーが激昂し、自分がシュガーと不倫関係にあることを明かす。グラインダーはブレントウッドに、実は自分たちが金を盗んだのだと打ち明ける。ブリーチャーとブレントウッドが地元のレストランでグラインダーと会っていると、リジーが狙撃銃でグラインダーを射殺する。仲間殺しの犯人は、リジーとシュガーだった。国外逃亡の準備を進めるリジーに対し、モンスターは彼女のパスポートをシンクのディスポーザーに入れて破砕する。激昂したリジーはナイフでモンスターを襲い、殺してしまう。
ブリーチャーとブレントウッドはリジーの家へ向かい、冷蔵庫の中に押し込まれたモンスターの遺体を発見する。リジーは一人だと装ってブリーチャーに電話をかけ、立体駐車場での待ち合わせを取り付ける。ブリーチャーはブレントウッドとともに向かい、彼女は車内に身を伏せて見えないようにする。リジーとシュガーはブリーチャーを待ち伏せするが、ブレントウッドが加勢する。二人は車で逃走し、ブリーチャーとブレントウッドが追跡する。長いカーチェイスの末、リジーとシュガーの車はレッカー車に衝突し、荷台のスロープによってシュガーは首を切断されて死亡する。
ブリーチャーとブレントウッドはリジーと対峙する。リジーは、チームが自分に隠れて金を盗んだことを責め、それが復讐の動機だったと語る。ブレントウッドは、リジーが金を盗んだのだと思い込んでいたため困惑する。ブリーチャーは、自分が金を取ったのだとリジーに告げる。リジーが武器に手を伸ばそうとしたため、ブリーチャーは彼女を射殺する。地元警察が到着する中、ブリーチャーは姿を消し、ブレントウッドは苛立ちを募らせる。
数週間後、ブリーチャーはメキシコにいた。盗んだ金は本来の目的――汚職警官を買収し、家族を殺した男ブルホの正体を突き止めるため――に使われていた。ブリーチャーはメキシコの酒場でブルホを見つけ、彼とその一味を殺害する。
負傷したブリーチャーはテーブルに腰を下ろし、ウイスキーを一杯あおり、最後の葉巻に火をつける。自らの運命を待ちながら、彼は微笑むのだった。
キャスト
- ジョン・"ブリーチャー"・ウォートン
- 演 - アーノルド・シュワルツェネッガー、日本語吹替 - 玄田哲章[3]
- 麻薬取締局の捜査官。チームのリーダー。不祥事を起こして事務職に異動となる。
- ジェームズ・"モンスター"・マレー
- 演 - サム・ワーシントン、日本語吹替 - 髙田延彦[4][3]
- サブリーダー格。
- キャロライン・ブレントウッド
- 演 - オリヴィア・ウィリアムズ、日本語吹替 - 深見梨加[3]
- アトランタ市警の刑事。事件を担当する。
- リジー・マレー
- 演 - ミレイユ・イーノス、日本語吹替 - 林真里花[3]
- メンバーの一人。ジェームズの妻。
- ジュリアス・"シュガー"・エドモンズ
- 演 - テレンス・ハワード、日本語吹替 - 丸山壮史[3]
- メンバーの一人。
- ジョー・"グラインダー"・フィリップス
- 演 - ジョー・マンガニエロ、日本語吹替 - 長島真祐[3]
- メンバーの一人。粗野な性格。
- ダライアス・ジャクソン
- 演 - ハロルド・ペリノー、日本語吹替 - 田村真[3]
- 刑事。
- フロイド・デメル
- 演 - マーティン・ドノヴァン、日本語吹替 - 各務立基[3]
- ジョンの上司。
- トム・"パイロ"・ロバーツ
- 演 - マックス・マーティーニ、日本語吹替 - 小宮浩信(三四郎)[4][3]
- メンバーの一人。車に乗っていたが線路上で動かなくなり、そのまま列車に撥ねられて死亡する。
- エディ・"ネック"・ジョーダン
- 演 - ジョシュ・ホロウェイ、日本語吹替 - 北村謙次[3]
- 自宅で何者かに殺害される。
- ブライス・"トライポッド"・マクニーリー
- 演 - ケヴィン・ヴァンス、日本語吹替 - 野川雅史[3]
- 何者かに殺害される。そばにはブライスが仕留めたとされる刺客の死体もあった。
- "スモーク"・ジェニングス
- 演 - マーク・シュレーゲル
- ジョンの部下。
- その他の日本語吹き替え‐藤原満、小林親弘、マンモス西尾、宮本真伍、仲村かおり、今村一誌洋、早川舞、宮澤はるな
評価
本作は批評家から賛否両論であった。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには106件のレビューがあり、支持率20%、平均点は10点満点で4.4点となっている。サイト側からはアーノルド・シュワルツェネッガーや俳優陣の演技は高く評価されたが、過激な暴力表現について賛否が分かれた。 Metacriticには31件のレビューがあり、加重平均値は41/100となっている。しかし、IGNは本作に10点満点で7点を与え、好意的に評価されている。
別エンディングについて
公開版とは異なるエンディングが2通り存在し、Blu-ray版に収録されている。
ホームメディア
日本国内ではハピネットよりBlu-ray・DVDがそれぞれ発売中。
- Blu-ray
- サボタージュ Blu-ray(2015年4月2日発売)
- 初回限定・アウターケース付
- サボタージュ スペシャル・プライス Blu-ray(2015年12月2日発売・廉価版)
- DVD
- サボタージュ DVD(2015年4月2日発売)
- 初回限定・アウターケース付
- サボタージュ DVD Blu-ray(2015年12月2日発売・廉価版)