ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ

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『ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ』
マリリン・マンソンスタジオ・アルバム
リリース
録音 ハリウッド Sage & Sound
ジャンル インダストリアル・ロック
時間
レーベル インタースコープ・レコード
プロデュース マリリン・マンソントゥイギー・ラミレズ、クリス・ヴレンナ、ショーン・ビーヴァン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(アメリカ[3]
  • 6位(オーストリア[4]、スイス[5]
  • 8位(ニュージーランド[6]
  • 9位(スペイン[7]、日本[8]、フィンランド[9]、フランス[10]
  • 11位(ドイツ[11]
  • 12位(オーストラリア[12]
  • 15位(スウェーデン[13]
  • 16位(ベルギー・ワロン地域[14]
  • 18位(イタリア[15]
  • 19位(イギリス[16]
  • 22位(ポルトガル[17]
  • 26位(ノルウェー[18]
  • 32位(デンマーク[19]
  • 38位(ベルギー・フランデレン地域[20]
  • 73位(オランダ[21]
マリリン・マンソン アルバム 年表
イート・ミー、ドリンク・ミー
(2007年)
ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ
(2009年)
ボーン・ヴィラン
(2012年)
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ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ』(The High End of Low)は、アメリカ合衆国ロックバンドマリリン・マンソン2009年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[1]。バンドは本作を最後に、インタースコープ・レコードとの契約を解除した[22]

2008年1月、トゥイギー・ラミレズのバンド復帰に伴いティム・スコルドが脱退[23]。また、ロブ・ホリデイはスコルドの脱退を受けてベースからギターにパート・チェンジしたが、間もなく脱退し、ホリデイの後任として加入したウェス・ボーランドリンプ・ビズキット)も短期間で脱退した[23]。なお、ボーランドは2009年、『ケラング!』誌のインタビューにおいて「俺はマンソンのレコードのために9曲を用意したのに、全く採用されなかった」と語っている[24]

最終的にはマリリン・マンソン、トゥイギー・ラミレズ、クリス・ヴレンナ、ジンジャー・フィッシュというラインナップで2008年11月より本作の制作に入り、ショーン・ビーヴァンも共同プロデューサーとして貢献した[23]。アルバムのクレジットでは、クリス・ヴレンナがプログラミングを担当したのと、「イントゥ・ザ・ファイア」でジンジャー・フィッシュがピアノを弾いたと記載されているのを除けば、各メンバーの担当パートは明記されていない。

ジャケットに記載されたタイトル・ロゴは、黒澤明の監督映画『天国と地獄』(英語圏でのタイトルは『High and Low』)のロゴが元になっている[23]

リリース

本作のリリースに先行して、バンドは2009年3月27日より公式サイトを通じて「ウィアー・フロム・アメリカ」の無料配信を開始した[25]。続いて、「アルマ・ガッデム・マザーファッキン・ゲドン」が本作からの第1弾シングルに選ばれるが[26]、歌詞の問題からラジオやテレビでは放送できず、放送禁止用語を削除した「クリーン・ヴァージョン」も制作されたが、このヴァージョンも結果的には、削除された部分が多すぎたため放送が自粛された[1]

本作は、CD1枚の通常盤に加えて、ボーナス・ディスクが付属したデラックス・エディション盤も発売された。アメリカ盤(B0012977-72)のボーナス・ディスクは6曲入りだが[27]、日本盤(UICS-9107/8)のボーナス・ディスクは「イントゥ・ザ・ファイア」のオルタネイト・ヴァージョンが追加されて7曲入りとなった[28]

反響

バンドの母国アメリカでは、発売初週に約4万9千枚を売り上げ、総合アルバム・チャートのBillboard 200で初登場4位となった[22]。また、『ビルボード』のハード・ロック・アルバム・チャートでは、2009年6月13日付のチャートで1位を獲得した[29]

ドイツのアルバム・チャートでは最高11位に終わり、『ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・グロテスク』(2003年)以降のアルバムとしては初めてトップ5入りを逃す結果となった[11]

評価

フィル・フリーマンはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「マンソンは『ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ』において、暗闇の王としての地位を取り戻そうとしたが、率直に言って、それはうまくいかなかった」と評している[30]。トム・シンクレアは『エンターテインメント・ウィークリー』誌のレビューでC+を付け「音楽的には、ナイン・インチ・ネイルズの焼き直しと無難な1970年代メタルの折衷で、そこそこ満足できる場面もある。しかし、感受性の極めて強い15歳でもない限り、ミルクの如く人畜無害なマンソンのドゥームメタルは、浅い傷すら残さないように思える」と評している[31]。また、ラナ・クーパーはポップマターズのレビューで10点満点中7点を付け「スコルド在籍時も、マンソンのダークで破壊的な歌詞は常にそこにあったが、トゥイギーの風変わりな音楽的センスは不在だった。この無形の要素が復活したことにより、音楽は再び活気を取り戻し、マンソンは世界の破壊を楽しむ上での共犯者を得た」と評している[2]

収録曲

脚注・出典

外部リンク

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