ボーン・ヴィラン

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リリース
プロデュース マリリン・マンソン、クリス・ヴレンナ
マリリン・マンソン、ジョニー・デップ、ブルース・ウィトキン(#14)
『ボーン・ヴィラン』
マリリン・マンソンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル インダストリアル・ロック
レーベル クッキング・ヴァイナル/Hell, etc.
プロデュース マリリン・マンソン、クリス・ヴレンナ
マリリン・マンソン、ジョニー・デップ、ブルース・ウィトキン(#14)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(スイス[1]
  • 4位(オーストリア[2]
  • 5位(ドイツ[3]
  • 8位(カナダ[4]、フランス[5]
  • 10位(アメリカ[4]
  • 11位(イタリア[6]
  • 14位(イギリス[7]
  • 15位(ベルギー・ワロン地域[8]
  • 16位(オーストラリア[9]
  • 18位(日本[10]、フィンランド[11]
  • 19位(ニュージーランド[12]
  • 21位(スウェーデン[13]
  • 23位(デンマーク[14]
  • 24位(ノルウェー[15]
  • 27位(オランダ[16]
  • 28位(スペイン[17]
  • 29位(ポルトガル[18]
  • 32位(ベルギー・フランデレン地域[19]
マリリン・マンソン アルバム 年表
ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ
(2009年)
ボーン・ヴィラン
(2012年)
ザ・ペイル・エンペラー
(2015年)
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ボーン・ヴィラン』(Born Villain)は、アメリカ合衆国ロックバンドマリリン・マンソン2012年に発表した8作目のスタジオ・アルバム。バンド自身が設立したインディーズ・レーベル「Hell, etc.」からの第1弾アルバムとしてリリースされた。

2009年、バンドは長年所属してきたインタースコープ・レコードを離れ、2010年にクッキング・ヴァイナルと共同で「Hell, etc.」を設立した[20]

2011年2月には、1995年よりドラマーを務めてきたジンジャー・フィッシュの脱退が公表される[21]。本作のレコーディングでは元ナイン・インチ・ネイルズクリス・ヴレンナドラムスを担当するが、アルバムの完成が間近となった2011年11月、ヴレンナは「仲間達の幸運は祈るけど、レコーディングもほぼ終わったことだし、俺はプロダクション、映画音楽の作曲、来るべきコラボレーションといった、自分のキャリアの他の面に戻る頃合いだと感じた」とコメントしてバンドを去った[22]。そして2012年1月、クリス・コーネルフォリナー等との仕事で知られるジェイソン・サターが、ツアー・ドラマーとして正式加入した[23]

バンドの中心人物マリリン・マンソンは、本作の音楽性に関してキリング・ジョークジョイ・ディヴィジョンリヴォルティング・コックス英語版バウハウスザ・バースデイ・パーティ英語版といったバンドを引き合いに出し「とてもリズムがドライヴしている」と説明している[24]。世界共通ボーナス・トラックうつろな愛」は、カーリー・サイモンが1972年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァーで、ジョニー・デップがドラムスとリードギターを担当している[25]

リリース

2011年8月、長年マリリン・マンソンのファンであった俳優シャイア・ラブーフが監督した短編ミュージック・ビデオ『ボーン・ヴィラン』が公開され、同名のフォトブックも限定発売された[26]。2012年3月7日には、本作からの第1弾シングル「ノー・リフレクション」がKROQでオン・エアされて世界初公開となり、3月13日にはiTunesでの配信も開始された[24]

本作は4月25日に日本のビクターエンタテインメントから先行発売され[27]、インターナショナル盤は4月30日、アメリカ盤は5月1日に発売された[24]

反響

アメリカでは発売初週の時点で3万8千枚を売り上げ、Billboard 200で初登場10位となった[28]。また、『ビルボード』のハード・ロック・アルバム・チャート、インディペンデント・アルバム・チャートの2部門で1位を獲得し、モダン・ロック/オルタナティヴ・アルバム・チャートでは2位、ロック・アルバム・チャートでは3位を記録した[4]

スイスでは2012年5月13日付のアルバム・チャートで初登場2位となり、7週チャート圏内にとどまった[1]。ドイツでは6週アルバム・チャート入りして最高5位を記録し、『イート・ミー、ドリンク・ミー』(2007年)以来のトップ5入りを果たした[3]

評価

フレッド・トーマスオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「マリリン・マンソンの初期の作品にあったクラクラするほどの高みには達していないとはいえ、長年方向性を見失っていたバンドが復活したことを示唆しており、より素晴らしい『未来の邪悪さ』への道筋にもなり得る」と評している[29]。また、Scott AlisogluはBlabbermouth.netにおいて10点満点中8点を付け「脳内で長きにわたって楽しめるような曲作りの技巧を維持しつつ、最も根源的な要素以外を取り去ったサウンドで、このバンドが作って来たアルバムの中でも、特にヘヴィな作品の一つになった」と評している[30]。一方、Hamish MacBainは『NME』誌において10点満点中6点を付け「マジックに欠け、特別な事が何も起こっていない。悪くはない。しかし良くもない」と評している[31]

収録曲

参加ミュージシャン

脚注・出典

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