シカクイ
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| シカクイ | ||||||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Eleocharis wichurae Boeck. (1870) | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| シカクイ(四角藺) |
シカクイ(四角藺 Eleocharis wichurae)は、単子葉類カヤツリグサ科のハリイ属の一種。茎の断面が四角であることからこう呼ばれる。

下の方にはヤマイも見える


羽毛状の刺毛状花被片が見える
根茎はわずかに横に這い、多数の茎を密生する。葉らしい葉はない。茎は高さ30-50cm、黄緑色でつやがなく、基部には葉鞘だけになった葉をつける。茎の断面はほぼ正方形だが、一つの角がやや出っ張りが小さい。時に三角や五角、六角のものがある。角の部分(稜)はややざらつく。
茎の先端に小穂を一つだけつける。小穂は長さ8-20mm、棒状で茎より多少太い程度。多数の鱗片が螺旋状に並び、緑から錆色を帯びる。小穂の基部の苞は、ごく短く三角形で目立たない。
鱗片の内側に小花があるが、特徴的なのは刺針である。この類の花には、花被に由来するものが花を囲んで鱗片の内側にあり、普通は細い針状なので刺針とか呼ばれるのだが、シカクイのそれは途中から真横に多数の枝を出し、全体として鳥の羽のような姿となる。しかもたいていの種では細くて堅そうであるのに、この種ではやや太くて白く、柔らかい。
熟した果実は倒卵形で、先端につく柱頭はその基部が果実の幅に近いくらい広がっている。先端は三裂。
