シタディス (ストラスブール・トラム)
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2003年、アルストムはストラスブール・トラムの延伸に伴う輸送力増強を目的とした新型車両の製造権を獲得し、同路線へ向けて「シタディス」を製造する旨を発表した。これらの車両は全長45.06 m、全幅2.4 m、全高3.4 m、定員数288人(着席定員64人、乗客密度4人/m2時)の7車体連接車で、運営組織であるストラスブール交通会社(CTS)からの要望に基づき、開業時から使用されていた「ユーロトラム」と呼ばれる車両と類似したデザインが採用されている。一方、車体構造はユーロトラムとは異なり、先頭の車体が長くなっており、線形条件に合わせるため車体の端(運転台側)に台車が設けられている。また乗降扉は両開き式になっており、片開き式のユーロトラムと比べて広い幅や速い開閉速度を確保する事で、駅での停車時間の短縮が図られている。床上高さはユーロトラムと同様に全車とも350 mmに抑えられている。車両の最大出力は720 kWである[5][4][2][1][6]。
追加分を含めて41両(2001 - 2041)の発注が実施された、「シタディス1(Citadis 1)」とも呼ばれるこれらの車両は2005年から2006年にかけて順次営業運転に就き、2015年から2016年には機器や内装の更新工事が実施されている。また、2025年から2028年にかけて再度の大規模な更新工事が進められており、車内塗装の変更による視認性の向上、情報ディスプレイの交換、空調装置や台車の改修、運転台の改良、車体塗装の変更といった内容となっている[2][4][7][8][9]。


