Wikiwand AI

ジブチ保障基地

From Wikipedia, the free encyclopedia

中国人民解放軍駐ジブチ保障基地(ちゅうごくじんみんかいほうぐんちゅうジブチほしょうきち、中国語: 中国人民解放军驻吉布提保障基地)は、 「アフリカの角」ジブチにある中国人民解放軍海軍の基地。

面積0.5平方キロメートル (0.2 sq mi)
一般公開なし
概要 中国人民解放軍駐ジブチ保障基地, 面積 ...
中国人民解放軍駐ジブチ保障基地[1]
中国人民解放军驻吉布提保障基地
ジブチの旗 ジブチ ジブチ市バルバラ ドラレ港
100px
中国人民解放軍
80px
中国人民解放軍駐ジブチ保障基地
面積0.5平方キロメートル (0.2 sq mi)
施設情報
所有者中国人民解放軍
運営者 中国人民解放軍海軍
一般公開なし
歴史
使用期間2017年8月1日 (2017-8-1) - 現在
駐屯情報
現指揮官梁阳 海军大校(海軍上級大佐)
閉じる
繁体字 中國人民解放軍駐吉布提保障基地
簡体字 中国人民解放军驻吉布提保障基地
文字通りの意味Chinese People's Liberation Army Support Base in Djibouti
漢語拼音Zhōngguó Rénmín Jiěfàngjūn Zhù Jíbùtí Bǎozhàng Jīdì
概要 繁体字, 簡体字 ...
ジブチ保障基地
繁体字 中國人民解放軍駐吉布提保障基地
簡体字 中国人民解放军驻吉布提保障基地
文字通りの意味Chinese People's Liberation Army Support Base in Djibouti
発音記号
標準中国語
漢語拼音Zhōngguó Rénmín Jiěfàngjūn Zhù Jíbùtí Bǎozhàng Jīdì
閉じる
さらに見る 最高軍事指導機関, 国務院機関 ...
中華人民共和国の軍事
中国人民解放軍軍徽
中国人民解放軍軍徽
最高軍事指導機関
中央軍事委員会(中国語版)(党、国家)
国務院機関
国防部 国防科工局
国家国防動員委員会 国家辺海防委員会
中華人民共和国の武力
中国人民解放軍の旗 中国人民解放軍
中国人民武装警察部隊の旗 中国人民武装警察部隊
中国民兵の旗 中国民兵
戦区
東部戦区 南部戦区 西部戦区
北部戦区 中部戦区
軍種
中国人民解放軍陸軍の旗 陸軍 中国人民解放軍海軍の旗 海軍 中国人民解放軍空軍の旗 空軍
中国人民解放軍ロケット軍の旗 ロケット軍
中央軍事委員会直轄部隊
中国人民解放軍軍事航天部隊の旗 軍事航天部隊
中国人民解放軍網絡空間部隊の旗 サイバー空間部隊
中国人民解放軍信息支援部隊の旗 情報支援部隊
中国人民解放軍聯勤保障部隊の旗 統合兵站支援部隊
中央軍事委員会直属院校
国防大学 軍事科学院 国防科技大学
ドメイン別戦力
陸軍 海軍陸戦隊 空軍空挺隊

海軍 陸軍艦艇部隊

空軍 海軍航空隊 陸軍航空隊

ロケット軍
海軍潜水艦基地 空軍爆撃機師団

軍事航天部隊

サイバー空間部隊
駐特別行政区部隊
駐香港部隊 駐マカオ部隊
階級制度
人民解放軍 武装警察
軍事思想と歴史
人民戦争理論 人海戦術
解放軍の歴史
ゲリラ 運動戦 超限戦
関連法規
国防法 兵役法
国防動員法 国防教育法 人民防空法
国防交通法 国家インテリジェンス法
サイバーセキュリティ―法
データセキュリティー法 暗号法
国家安全法 香港国家安全維持法
反テロリズム法 スパイ防止法
現役士官法 予備役士官法
人民武装警察法 海警法
民兵工作条例
士官階級条例 軍政治工作条例
閉じる

概要

中国人民解放軍初の海外基地であり、USドルにして5億9000万ドルの費用で建設された [2]。この軍事施設の完成によって、アフリカの角とインド洋における中華人民共和国の影響力を大幅に増大させると予想されている[3][4][5]。

2017年現在、基地司令官は梁陽(中国語版)大校[6][7]。

ジブチは、スエズ運河への入り口にあたり、北西側に紅海、南西側にアデン湾と隔てるバブ・エル・マンデブ海峡に位置する戦略的重要な地域である。

中国人民解放軍海軍はこの基地を拠点にソマリア沖での海賊対策任務を行っており、真珠の首飾り戦略のキーストーンの一つとみられている。

この基地は、ジブチ市の西に位置し、中国が開発を行っているドラレ港にある。 なお、ジブチ市の南部には、ジブチ国際空港に並ぶようにして、アメリカ軍 キャンプ・レモニエ[8]、フランス空軍 ジブチ第188空軍基地(フランス語版)[9]があり、日本も自衛隊の拠点を置いている[10][11]。

歴史

2015年頃、イスマイル・オマル・ゲレ政権のときに、中国がジブチで戦略的基盤を構築するための交渉を始めたとされる[12]。2016年1月に交渉が終了し、中国とジブチは海軍施設の建設について「合意した」と発表した[13][14]。

中国航海の日(中国語版)[15]の2017年7月11日、人民解放軍海軍は南海艦隊司令部のある中国広東省湛江市の湛江港で新基地開設記念式典を行い[16][17]、中国人民解放軍建軍記念日である2017年8月1日に正式に基地が開設された[18][19]。最初の実弾演習は2017年9月22日に実施[6][20]。

2018年5月頃、中国は基地に長さ330m以上の大桟橋の建設を開始した[21]。

任務

中国は、この基地は主にアデン湾で活動する中国軍の後方支援、およびアフリカでの平和維持活動と人道支援活動のために使用すると主張している[3][22]。また、公海での海賊行為を防止する中国海軍の行動を強化するためのものだとしている[3][5][23][24]。

基地の面積は0.5平方キロメートル(0.2平方マイル)で、約400人の人員が配置されている[25][26] 。基地には、管制塔を備えた400mの滑走路がある[27]。また、人民解放軍ジブチ病院もある[28]。

他のジブチ駐留外国軍との軋轢

アメリカの基地に近接した中国の基地の存在は、安全保障上対立する両国にとって政治的緊張を生み出した。

アメリカは2014年に、キャンプ・レモニエを10億ドルかけて拡張工事を開始した。アメリカ政府当局者は、ジブチがそのちょうど2年後に中国の基地を承認したことで「神経質」になった[5]。ジブチのイスマイル・オマル・ゲレ大統領は、アメリカが中国の基地に「固執」し過ぎていると主張し、アメリカは中国の作戦を妨害していると「絶えず」不満を述べた。彼はまた、日本はアメリカよりもさらに中国に対して心配していると述べた。 また、中国を「絶えずスパイ」しなければ、西側諸国は中国と国内に「同居」しても問題ないと述べた[26]。

日本についても中国軍は、海上自衛隊が中国海軍の艦艇が基地に停泊している間にダイバーを派遣し、中国側に発見されて追い出されたと主張した[6][29][30]。

アメリカ合衆国国防総省は2018年、中国軍基地上空を飛行しているパイロットに対するレーザー攻撃の事例を報告する航空情報を発表した[31]。 これに対し中華人民共和国国防部は、アメリカ国防総省の発表を「事実ではない」と主張し、アメリカ側に「勝手な憶測を発表しないように」求めた[32]。

脚注

関連項目

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks