ジャック・ソーン
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ジャック・A・ソーン FRS(Jack A. Thorne、1987年6月13日 - )は、イギリスの数学者。数論とラングランズ・プログラムの数論的側面に取り組んでいる。専門は代数的整数論。
ジャック・ソーン | |
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| Jack Thorne | |
| 生誕 |
ジャック・A・ソーン 1987年6月13日(38歳) イングランド、ヘレフォード |
| 国籍 |
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| 研究分野 | 数学 |
| 研究機関 | |
| 出身校 | ケンブリッジ大学、ハーバード大学 |
| 博士論文 | The Arithmetic of Simple Singularities (2012) |
| 博士課程指導教員 | リチャード・テイラー、ベネディクト・グロス |
| 主な受賞歴 | |
| プロジェクト:人物伝 | |
教育
ケンブリッジ大学トリニティ・ホールで数学を学んだ。2012年、ハーバード大学でベネディクト・グロスとリチャード・テイラーのもと博士号を取得した。
経歴・業績
ソーンはクレイ・リサーチ・フェローだった[1]。2015年からケンブリッジ大学に在籍、現在は同大学の数学教授[2]。トリニティ・カレッジのフェローも務めている。
Adequate表現に関するソーンの論文[3]は、テイラー・ワイルズの方法の適用範囲を著しく広げた。可約表現の変形についての論文[4]では、クリストファー・スキナーとアンドリュー・ワイルズにより得られていた結果が2次元表現から n 次元表現へと一般化された。ゲプハルト・ベックレ、マイケル・ハリス、チャンドラシェカール・カレと共同で、モジュラー性持上げの技法を関数体上のラングランズ予想に応用した。Kai-Wen Lan、ハリス、リチャード・テイラーと共同で、CM体上の GL(n) の自己双対的ではない正則代数的な尖点的保型表現に対応するガロア表現を構成した[5]。潜保型性とレオポルト予想に関する2015年のカレとの共同研究[6]では、虚二次体上の楕円曲線に対するモジュラー性予想[7]に関し、潜モジュラー性の証明が得られた[8]。