ジョン・ヌグギ
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ヌグギは、クロスカントリーとトラックの長距離を得意とした選手である。最初にヌグギが活躍したのはクロスカントリーで、1986年の世界クロスカントリー選手権を制してから1989年まで4連覇を達成している。
トラックでは、1987年のローマの世界選手権の5000mに出場。決勝のレースでは2000mを過ぎたところで先頭に立ちレースを引っ張ったが、ラストのスプリントが効かず12位という結果に終わった。しかし、同年のアフリカ競技大会では5000mで金メダルを獲得している。
1988年、ソウルオリンピックの5000mでもケニア代表となると、決勝のレースでは、1000mを過ぎたところで先頭に立つと一時は50mほどのリードを取り独走状態となる。残り1周となったところで20mほどに差を詰められたが、前年の世界選手権と違い最後のスプリントでも追いつかれることはなく、金メダルを獲得した。
ヌグギは、1992年に行われた世界クロスカントリー選手権で5度目の優勝を果たす。しかし、この大会が、ヌグギの最後のメジャーな大会への出場となってしまう。1993年にヌグギは、抜き打ちのドーピング検査を拒否。そのため4年間の出場停止処分を受けてしまう。後に2年に短縮されたものの、ヌグギは現役引退を余儀なくされた。