ジョージモナーク

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欧字表記 George Monarch[1]
性別 [1]
ジョージモナーク
ジョージモナーク
欧字表記 George Monarch[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 芦毛[1]
生誕 1985年5月14日[1]
死没 2008年
ミルジョージ[1]
レッドシグナル[1]
母の父 Roan Rocket[1]
生国 日本の旗 日本北海道[1]
生産者 古川渉[1]
馬主 須原秀晴[1]
調教師 赤間清松大井[1]
厩務員 関喜一[2]
競走成績
生涯成績 39戦11勝(うち中央競馬8戦1勝)[1]
獲得賞金 1億9,710万400円[3]
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ジョージモナークとは、日本競走馬種牡馬である[1]南関東公営競馬で活躍し、地方競馬所属馬として中央競馬重賞である産経賞オールカマーを制し、ジャパンカップにも二度参戦した。

1987年11月に競走馬としてデビュー。翌12月に2戦目で初勝利を挙げた。ジョージモナークを管理した赤間清松によると同馬は臆病ともいえる繊細さをもち、レースで競り合いになると弱い面があった。そのため赤間は1988年の1月のレースで3着に敗れたあと、同馬の精神面を鍛えようとハードな調教を課したが、調教中に右脚の第二臼骨を骨折。骨が3つに割れ、獣医師が安楽死させるべきだと主張するほどの重傷であったが馬主サイドの要望で治療が施され、まもなく自力歩行が可能な程度に回復。さらに1989年2月にはレースに復帰するほどの回復を見せた[4]

復帰後は同年7月まで6連勝を飾ったがその後10戦して1勝と勝ちきれないレースが続くなか、陣営は当時の中央競馬における代表的な地方競馬招待競走であった重賞オールカマーへの出走を決定。17頭中単勝8番人気と評価は高くなかったが、マイペースの逃げを打ち2着と好走した。これを受けて陣営はジャパンカップへの出走を決定。前哨戦の富士ステークスでは1番人気となったが4着、ジャパンカップは15頭中15番人気で15着に敗れた。

翌1991年、地元大井競馬場の重賞関東盃を優勝し重賞初制覇を達成。続いて2年連続でオールカマーに出走した。レースでは終始3番手を進み、直線で逃げたユキノサンライズを交わして先頭に立つとホワイトストーンの追撃を振り切って優勝した。その後陣営は前年と同様のローテーションでジャパンカップに出走したが富士ステークスは3着、ジャパンカップは15着に敗れた。翌1992年も競走生活を続けたが勝利を挙げることはできず、3度目の出走となったオールカマー(5着)を最後に競走馬を引退した。

競走馬を引退したあとは種牡馬となったが目立つ活躍馬を出すことはできず、2003年に種牡馬を引退、2008年に死亡した。

競走成績

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
1987.11.10 大井 3歳新馬 ダ1000m(良) 8 6 6 (1人) 2着 1:02.9 0.5 的場文男 53 チョウヨオオーカン 485
12.8 大井 3歳 ダ1400m(良) 9 8 8 (1人) 1着 1:31.3 -1.0 的場文男 53 (ファルコメント) 488
12.20 大井 3歳 ダ1500m(良) 7 2 2 (1人) 1着 1:37.4 -2.0 的場文男 53 (ブルービート) 488
1988.1.7 大井 ゴールデンステッキ賞 OP ダ1700m(良) 10 3 3 (1人) 3着 1:51.5 1.3 的場文男 54 チャンピオンラブ 485
1989.2.6 大井 C4四組五組 ダ1400m(良) 11 7 8 (1人) 1着 1:29.1 -0.8 的場文男 55 (ハイバロン) 500
3.2 大井 蔵前特別 C4一 ダ1700m(稍) 12 4 4 (1人) 1着 1:53.0 -0.3 的場文男 55 (トキノエイサン) 500
3.30 大井 爽春特別 C1二 ダ1700m(良) 11 1 1 (1人) 1着 1:48.5 -0.3 的場文男 55 (ダイカツハンター) 500
5.10 大井 目黒区特別 B3二 ダ1700m(良) 13 2 2 (1人) 1着 1:49.4 -0.4 的場文男 55 (ロジンラッド) 502
6.6 大井 オリオン座特別 B2 ダ1800m(良) 9 7 7 (1人) 1着 1:55.2 0.0 的場文男 55 (デットフル) 501
7.2 大井 サンデーナイト賞 B2一 ダ1800m(良) 11 3 3 (1人) 1着 1:57.3 -0.2 的場文男 55 (ジャシントサンセー) 502
8.2 大井 関東盃 重賞 ダ1600m(稍) 10 4 4 (1人) 6着 1:44.5 2.2 的場文男 51 ジングウブレーブ 500
10.16 大井 おおとり賞 OP ダ2000m(良) 12 5 6 (3人) 6着 2:10.1 1.0 堀千亜樹 50 ミスターヨシゼン 499
11.1 大井 東京記念 重賞 ダ2400m(重) 15 4 6 (6人) 4着 2:39.0 0.6 石崎隆之 51 スーパーミスト 497
11.24 大井 ロイヤルC A3 ダ1600m(良) 16 8 15 (1人) 4着 1:42.9 0.2 石崎隆之 56 トウケイエース 492
12.29 大井 東京大賞典 重賞 ダ2800m(良) 10 5 5 (7人) 7着 3:07.8 3.5 石崎隆之 56 ロジータ 483
1990.2.5 大井 ウインターC B1 ダ1800m(重) 13 6 9 (1人) 3着 1:54.1 0.2 田部和廣 56 スピリットエビス 485
5.21 大井 隅田川賞 OP ダ1800m(良) 12 8 11 (3人) 2着 1:53.6 0.1 田部和廣 51 テツノヒリュウ 495
6.3 大井 ブリリアントC A3 ダ1800m(良) 16 4 7 (1人) 1着 1:56.5 -0.6 的場文男 56.5 (フジノパッサー) 496
6.3 大井 大井記念 重賞 ダ2500m(良) 11 6 7 (2人) 4着 2:44.0 0.3 的場文男 53.5 ダイコウガルダン 495
8.1 大井 関東盃 重賞 ダ1600m(良) 12 1 1 (1人) 4着 1:42.0 0.8 的場文男 53.5 テツノヒリュウ 494
9.16 中山 オールカマー GIII 芝2200m(重) 17 5 10 18.2(8人) 2着 2:13.4(37.3) 0.1 的場文男 56 ラケットボール 492
11.11 東京 富士S OP 芝1800m(良) 8 7 7 2.8(1人) 4着 1:48.2(36.4) 0.3 的場文男 57 モガミチャンピオン 492
11.25 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 15 7 13 76.8(15人) 15着 2:25.9(36.8) 2.7 的場文男 57 ベタールースンアップ 494
12.13 大井 東京大賞典 重賞 ダ2800m(良) 11 6 7 (7人) 9着 3:05.7 3.5 田部和廣 56 ダイコウガルダン 500
1991.2.26 大井 金盃 重賞 ダ2000m(良) 16 6 12 (6人) 6着 2:07.5 0.9 早田秀治 56.5 シローランド 505
4.3 大井 帝王賞 重賞 ダ2000m(良) 13 2 2 (8人) 2着 2:05.4 0.2 早田秀治 55 チャンピオンスター 499
5.15 大井 隅田川賞 OP ダ1800m(良) 12 5 5 (2人) 7着 1:52.9 1.2 早田秀治 56 テツノヒリュウ 498
6.20 大井 大井記念 重賞 ダ2500m(重) 12 7 10 (6人) 4着 2:40.9 1.4 早田秀治 57 アーデルジーク 485
7.29 大井 関東盃 重賞 ダ1600m(良) 15 4 6 (3人) 1着 1:39.6 -0.1 早田秀治 57 (ツクバスキー) 490
9.15 中山 オールカマー GIII 芝2200m(稍) 14 5 7 21.5(6人) 1着 2:12.4(35.8) -0.1 早田秀治 56 ホワイトストーン 490
11.10 東京 富士S OP 芝1800m(良) 8 4 4 2.9(2人) 3着 1:47.8(36.8) 0.4 早田秀治 57 スタビライザー 494
11.24 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 15 8 15 98.4(14人) 15着 2:27.8(37.7) 3.1 早田秀治 57 ゴールデンフェザント 492
1992.1.9 大井 東京シティ盃 重賞 ダ1400m(重) 14 7 11 (1人) 7着 1:26.5 0.8 早田秀治 58 テツノヒリュウ 501
2.11 川崎 川崎記念 重賞 ダ2000m(良) 10 2 2 (2人) 5着 2:10.9 1.5 佐々木竹見 57 トーシンイーグル 492
3.4 大井 金盃 重賞 ダ2000m(良) 16 6 12 (4人) 9着 2:06.4 1.0 佐々木竹見 57.5 ゴールセイフ 495
4.15 大井 帝王賞 重賞 ダ2000m(稍) 16 5 9 (8人) 14着 2:10.3 3.7 石崎隆之 55 ラシアンゴールド
ナリタハヤブサ
490
6.18 大井 大井記念 重賞 ダ2500m(重) 16 4 7 (6人) 7着 2:44.4 2.4 早田秀治 57 ハシルショウグン 491
7.26 新潟 BSN杯 OP 芝1800m(良) 10 7 7 5.3(3人) 2着 1:46.2(35.4) 0.1 早田秀治 56 フェザーマイハット 488
9.20 中山 オールカマー GIII 芝2200m(良) 14 7 11 13.7(6人) 5着 2:12.8(36.8) 0.7 早田秀治 56 イクノディクタス 494

競走馬としての特徴

  • 芝適性がかなり高く、調教師の赤間は当初からジョージモナークの走りに芝コースへの適性を見い出していた[5]。競走馬時代後半に主戦騎手を務めた早田秀治もまた同馬を芝向きでダートではそれほど強い馬ではないと評した[6]。その言葉通り引退直前、競走馬としては盛りを過ぎた7歳という高齢にもかかわらず1992年の新潟・BSN杯(芝1,800m)で二着と好走、また、引退レースとなる1992年オールカマーも5着と健闘、掲示板に載った。
  • ジョージモナークは故障を経験した影響もあって夏場に調子がよく、一方で冬場になると調子を落とすタイプの馬だった。また、その怪我の影響で左回りのコースが苦手になった。早田はそのことを初秋の中山競馬場(右回り)で行われるオールカマーで好走するものの晩秋の東京競馬場(左回り)で行われる富士ステークスやジャパンカップで結果が出ない一因として挙げている[7]
  • 前述のようにジョージモナークは性格的に競り合いに弱く、1991年帝王賞は早田いわく「勝てたレース」であったが、直線でチヤンピオンスターに寄られると後退し、2着に敗れた[8]

血統表

脚注

参考文献

外部リンク

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