スティル (アルバム)
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| 『スティル』 | |
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| ピート・シンフィールド の スタジオ・アルバム | |
| リリース | |
| 録音 | |
| ジャンル | ロック |
| 時間 | |
| レーベル | マンティコア・レコード |
| プロデュース | ピート・シンフィールド |
| 専門評論家によるレビュー | |
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AllMusic Rating | |
『スティル』(Still)は、1973年に発表されたピート・シンフィールドの唯一のソロ・アルバムである[1]。
経緯
シンフィールドはキング・クリムゾンの「演奏しない」オリジナル・メンバーとして、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)から4作目『アイランズ』(1971年)までのアルバムの作詞を一手に引き受け、ツアーでは照明と音響効果を担当した。しかしイギリス・ツアーと並行して行なわれていた『アイランズ』の制作が終了して1971年12月にアメリカ・ツアーが終わった後、キング・クリムゾンを去った[2]。
1972年初頭、彼はキング・クリムゾンが使用していたコマンド・スタジオで、ロキシー・ミュージック[注釈 1]のデビュー・アルバムとシングル『ヴァージニア・プレイン』のプロデューサーを務めた[3]。レコーディングの経験を持たないロキシー・ミュージックのメンバーを目の当たりにして、「彼等にできるのだから、自分にだってできる」と、ソロ・アルバムの制作を決心した[3]。
内容
収録曲は全てシンフィールドの単独作もしくは共作で、「アンダー・ザ・スカイ」はキング・クリムゾンの前身に当たるジャイルズ・ジャイルズ&フリップ(GG&F)の未発表曲[4][注釈 2]、残りは書き下ろしの新曲である。「シー・ゴートの詩」はヴィヴァルディの『協奏曲 ニ長調 RV.93』の第二楽章のメロディーを借用した。
シンフィールドはリード・ヴォーカル、12弦ギター、シンセサイザーを担当。制作の中心メンバーは彼以外に、フィル・ジャンプ[5](キーボード)、スティーヴ・ドウラン[6](ベース・ギター)、リチャード・ブラントン[7](ギター)、ミンことアラン・メニー(ドラムス)である[8][注釈 3]。キング・クリムゾンの関係者の中では、グレッグ・レイク[9](ヴォーカル、ギター)とメル・コリンズ[10](木管楽器)が演奏に加えてプロデューシング[注釈 4]とミキシングに関与した[注釈 5]ほか、ボズ・バレル[注釈 6]、イアン・ウォーレス、ジョン・ウェットン[注釈 7]、キース・ティペット、ロビン・ミラー[注釈 8]が参加した。
本作は1973年5月に、レイクが在籍するエマーソン・レイク・アンド・パーマーが所有するマンティコア・プロダクション・カンパニーが同年に設立したマンティコア・レコード[11]より発表された。ジャケットはドイツの画家Sulamith Wülfingの"The Big Friend"という作品である[12]。
本作の宣伝の為のツアーは行なわれなかったが、シンフィールドはBBCのThe Old Grey Whistle Testに出演して「シー・ゴートの詩」と「夢と希望の家」を披露した[注釈 9]ほか、ラジオやテレビの幾つかの番組に出演した[13]。