ステレオカメラ
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代表的なフレームの仕様
ステレオカメラは、通常のカメラと違い、1台のカメラで複数枚同時に撮影することから、フィルム送り、操作性などを鑑みていくつかの大きさのフレーム規格が考案された。代表的なものとして次のようなものが挙げられる。 35mmフィルム
- リアリスト・サイズ
- フレームサイズが24mm×23mmのほぼ正方形のもの。ステレオ・ペアのフレームの間を2コマ分とし、2コマずつフィルムを送ることで無理なく無駄なくフィルムを使えるようになっている。
主に紙で出来たマウントの外形は41mm×101mm
- ヨーロピアン・サイズ
- フレームサイズが24mm×30mmの横に長い長方形のもの。ステレオ・ペアのフレームの間が1コマ分なので、フィルム送りは、1コマ、3コマ、1コマ、3コマというように送る。
主に紙で出来たマウントの外形は41mm×101mm
- ハーフフレーム・サイズ
- フレームサイズが18mm×24mmの縦に長い長方形のもの。通常のカメラにステレオ撮影用のアダプターを装着して撮影した場合は、通常このサイズである。通常のカメラのフレームサイズを2分割してステレオ・ペアを撮影するため、1本のフィルムで撮影できる枚数は通常の撮影時と変わらない。
主に紙焼きしてから鑑賞することが多い。
- ビューマスター・サイズ
- フレームサイズが12mm×13mmの横に長い長方形のもの。直接このサイズで撮影することができるカメラも存在するが、自作よりも専門の業者が製造したリールを購入売ることが多い規格である。その場合は全く別のサイズのフィルムを使って撮影してから、12mm×13mmのサイズになるようにデュープを行う。
主に紙で出来たマウント(リール)の外形は直径9cm
ガラス乾板 ガラス乾板の場合はフィルムのように切断は困難なので、マウント作業は行わずガラス乾板をそのままビューアーに挿入して鑑賞する。
- 4.5×10.7cm判
- 6×13cm判
120フィルム・ブローニーフィルム
- 6×6cm判
- ガラス乾板の6×13cm判から発展して出来た規格で、三眼レフ形式のステレオカメラから派生した二眼レフの6×6cm判の規格の元となった
立体写真として見るために必要な処理
印画紙に現像した写真を裸眼立体視する方法もあるが、ビュワーと呼ばれる器具を使用することで立体視が容易になる。
ビュワーは製造上の理由から、平行法によるものがほとんどであり、次のようなものがある。
- 印画紙に現像した写真を差し込む、または置いて、光を反射させて見るもの。
- リバーサルフィルムで撮影して現像した後、専用のマウントにはさむ等の加工を施したものを差し込み、光を透過させて見るもの。このタイプには、光源が内蔵されたものもある。
見やすさ及び迫力の点では、光を透過させて見るものの方が優れている。また、専用のマウントのうち、リアリスト・サイズ、ヨーロピアン・サイズについては、アメリカで安価に入手可能である。
また、見る方向によって絵が変わるレンチキュラー処理を用いた立体写真もある。





