スパナコピタ
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| スパナコピタ σπανακόπιτα (Spanakopita) | |
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スパナコピタ | |
| 別名 | スパナコピタキア (spanakopitakia、小さい形状のもの)[1] |
| 種類 | 塩味パイ |
| 発祥地 |
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| 地域 | 南欧 |
| 主な材料 | フィロ、ほうれん草(またはリーキ、チャード、ソレル)、フェタ とリコッタ(単独若しくは同時にも使用される)、タマネギ、スキャリオン |
スパナコピタ (ギリシア語: σπανακόπιτα, [ˌspænəˈkɒpɪtə, ˌspɑː-, -ˈkoʊ-], spanakopita) は、ギリシャの塩味のほうれん草パイである[2]。フィリングには頻繁にチーズ(典型的にはフェタ)が加えられるが、チーズも卵も使用しないバージョンは断食(斎 ものいみ)の期間中にギリシャ全域で食される[3]。
ギリシャ語でスパナキ (σπανάκι, spanáki) は「ほうれん草」、ピタ (πίτα, píta) は「パイ」の意味で、合わせて「ほうれん草パイ」の意味となる[1]。
フィリングにチーズが使用される場合は、特にスパナコティロピタ (σπανακοτυρόπιτα, spanakotiropita, "ほうれん草とチーズのパイ"の意味)と呼ばれる[4][1]。ギリシャ南部ではスパナコピタの表現はチーズ入りバージョンにも使用されるのが一般的である。
大きなベーキングパンで焼かれた後に切り分けられることもあれば、一人前ごとに小さく三角状に巻かれて焼かれることもあり、小さく焼かれたものは小さいや小型を意味する接尾辞の「-akia」を語尾に付け、スパナコピタキア (spanakopitakia) とも呼ばれる[1]。
材料とバリエーション
伝統的なフィリングはざく切りにしたほうれん草、フェタ、 タマネギかスキャリオン、卵、そしてシーズニングからなる[5]。他の白いチーズ(ケファロティリのような塩漬けされたチーズが好ましい)をフェタと混ぜ合わせたり、フェタの代わりに代用してもよい。ディル、ミント、パセリを始めとして、チャービル、フェンネルの葉、オレガノ、ラベージ、カフカリスラなどのハーブ類が香味として使用される[3] 。ナツメグやニンニクが加えられるレシピもある[6][4]。フィリングは、大きなベーキングパンにバターかオリーブ・オイルと共にフィロの生地で包まれるか、重ね合わされ、出来上がりの際はそれぞれ一人前が切り出される[2]。またフィリングは、三角形や細長いシガー状に一人前の大きさに生地で巻かれることもある[2][3][4]。
フィロ生地を使うレシピが最も一般的だが、いくつかのレシピは厚めのホリアティコ・フィロ生地[注釈 1]を使用する[3][9]。折パイ生地から作られる事もある。ペイストリーは焼かれると黄金色となり、その色はしばしばバターと黄身によってさらにきれいな焼き色が付けられる。オーブンで焼かれたばかりのの状態でも、室温でも供される。
"断食 (fasting)"[注釈 2]若しくはヴィーガン・バージョンのスパナコピタが存在し、四旬節やその他の宗教的断食の際に食される。このバージョンは、ホウレンソウか、タマネギか、スキャリオンや、ディル、パセリ、セロリなどの緑のハーブ類をフィリングに用い、オリーブ・オイルと少量の小麦粉を使用するが、卵と乳製品は使用しない。 混合された材料は、パリッとするまでオーブンで焼かれる。非伝統的なヴィーガン・バーションも存在し、典型的にチーズの代わりに豆腐が用いられる[10]。