スパニッシュ・ビューティ
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スパニッシュ・ビューティは、バラの園芸品種の1つ。1927年にスペインで、P.Dotによって作出された[1][注 1]。20世紀を代表するつるバラである[4]。
一季咲きのラージ・フラワード・クライマー系のモダンローズ[1][2]。交配種は、Frau Karl Druschki×Château de Clos Vougeot[1][3]。樹高は3.0m[1]。花色は花弁の表側がピンク色で、裏側はやや色が濃い[1][5]。花径は9cm-13cm[1][2][5]。花型は半八重咲きまたは丸弁平咲き[1][5][4]。花弁数は約15枚と少な目である[1]。花弁の縁がやや波打ったようになる特徴的な花が咲く[1][5][4]。波状半八重咲きとする本もある[6]。1輪咲きから数輪の房咲きになる[6]。房咲きであることが多い[2]。花付きがよい[1]。花もちはやや悪い[2]。ややうつむいて開花する[1][4]。花弁の質が良く、雨でも傷まない[2]。かなりの早咲きである[1][5]。モッコウバラが咲いた後に開花が始まる[2]。中香よりの強香種[1][3][4]。香りの質はティー香[2]。シュートがとてもよく発生し、よく伸びる[6][5]。枝はややまばらで短め[2][4]。しなやかで棘がなく扱いやすい[1][2][6][注 2]。シュートの元から先まで花が付く[2]。葉は細長く、浅い緑色をしている[3] [注 3]。樹勢は強い[3][6]。古い本では耐病性が強いと書かれているが、その後の評価では、耐病性は中程度よりもやや弱い、と変わっている[1][6]。黒点病は普通だが、うどん粉病に弱く注意が必要である[3][6]。月に3回-4回の薬剤散布でうどん粉病の発生を抑えられる[3][6]。ただ、比較的丈夫な品種なので多少葉を落としても枯れるようなことはない[6]。風通しのよい所などで栽培すれば減農薬栽培でも十分育つ[2]。花がらを摘まなければ秋には、黄色い壺状または梨のような形の大きなローズヒップが付く[1][5][7][注 4]。アーチやパーゴラ、高目のフェンスに誘引すると美しく見える[1][4][6]。古い品種だが今でも人気がある[1][3]。Madame Grégoire Staechelinの別名でも流通している[3]。英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した[7]。