スミ1

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阪神タイガース西武ライオンズに「スミ1」で勝利した。

スミ1(すみいち)とは、野球において、1回表または1回裏に1点が入り、そのまま 1-0 で試合が終了した得点経過のこと[1]スコアボード隅に1点が記録されていることからスミ1と言われる。

「スミ1で勝つ」または「スミ1で負ける」場合の試合のスコアは 1-0 である。初回の1得点のみに抑えられ敗退した場合、つまり相手が2得点以上し敗退した試合で、「スミ1に抑えられた」と表すのは、本来の意味から外れる。同様に初回の1失点のみに抑え勝利した場合に、「スミ1に抑えた」と表すのも本来の意味から外れる。したがってスミ1試合が延長戦になることはない。

2023年4月8日 阪神対ヤクルト 2回戦 阪神甲子園球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
東京ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0
阪神タイガース 1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 5 0
  1. ヤ:尾仲(3回)、大西 (2回)、今野 (1回2/3) 、 (1/3) 、木澤 (1回)
  2. 神:大竹(6回)、岩崎(1回)、石井(1回)、湯浅(1回)
  3. 勝利:大竹(1勝)  
  4. セーブ:湯浅 (3S)  
  5. 敗戦:尾仲(1敗)  
  6. 審判
    [球審]笠原
    [塁審]牧田(1B)、(2B)、柳田(3B)
  7. 試合開始:14時00分 試合時間:2時間57分 観客:42,580人

先頭打者本塁打でのスミ1試合

2024年現在、日本プロ野球で初回先頭打者本塁打による1点を守り抜いて1-0で勝利したスミ1試合は21試合記録されている[2][3]。内訳は、1回表の先頭打者本塁打によるものが8度、1回裏の先頭打者本塁打によるものが13度である。このうち特筆すべきは、2001年5月1日の大阪ドームでの大阪近鉄バファローズ日本ハムファイターズ戦での、日本ハム・井出竜也の先頭打者初球本塁打によるスミ1試合である。井出は1回表に、近鉄の髙村祐の初球を捉えて本塁打し、これによる1点を日本ハムは金村曉カルロス・ミラバルの継投で守り抜いて勝利を収めた[4]。これまで8度記録された1回表先頭打者本塁打によるスミ1試合で、初球を打ったのはこの1試合のみである。

先頭打者1安打のみでのスミ1試合

現在、日本プロ野球で初回先頭打者による安打の1安打のみによる1-0で勝利したスミ1試合は2試合記録されている。

1度目は1975年5月5日の南海ホークスロッテオリオンズ戦(大阪球場)で、先頭打者の島野育夫が安打を放ち、村田兆治の暴投で1点を先制。この1点を守りきり、南海が勝利した。

2度目は2019年の7月16日のオリックス・バファローズ東北楽天ゴールデンイーグルス戦(京セラドーム大阪)で、初回先頭打者の福田周平が内野安打を放ち、大城滉二が犠打で塁を進め、中川圭太が野手選択で出塁し、吉田正尚が犠牲フライを放ち1点を先制。オリックスはその後安打が出なかったが、この1点を守り切って勝利した[5]

日本シリーズでのスミ1試合

日本シリーズでは2018年現在、スミ1試合は2度記録されている。どちらも記録したのは読売ジャイアンツである。

1度目は1994年の日本シリーズ第2戦、東京ドームでの西武ライオンズとの試合で、1回裏に鈴木健の失策から出した走者を犠打で2塁に進め、2死から原辰徳の詰まりながらもゴロでレフトに抜ける安打で1得点し、それを槙原寛己が守り抜いた。西武の先発・工藤公康も2安打に抑えたが、ずしりと重い1点となった。

2度目は2012年の日本シリーズ第2戦、東京ドームでの北海道日本ハムファイターズとの試合で、1回裏の長野久義の先頭打者本塁打によって記録したものである[6]

甲子園大会でのスミ1試合

その他の著名なスミ1試合

脚注

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