スミ1
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スミ1(すみいち)とは、野球において、1回表または1回裏に1点が入り、そのまま 1-0 で試合が終了した得点経過のこと[1]。スコアボードの隅に1点が記録されていることからスミ1と言われる。
「スミ1で勝つ」または「スミ1で負ける」場合の試合のスコアは 1-0 である。初回の1得点のみに抑えられ敗退した場合、つまり相手が2得点以上し敗退した試合で、「スミ1に抑えられた」と表すのは、本来の意味から外れる。同様に初回の1失点のみに抑え勝利した場合に、「スミ1に抑えた」と表すのも本来の意味から外れる。したがってスミ1試合が延長戦になることはない。
先頭打者本塁打でのスミ1試合
2024年現在、日本プロ野球で初回先頭打者本塁打による1点を守り抜いて1-0で勝利したスミ1試合は21試合記録されている[2][3]。内訳は、1回表の先頭打者本塁打によるものが8度、1回裏の先頭打者本塁打によるものが13度である。このうち特筆すべきは、2001年5月1日の大阪ドームでの大阪近鉄バファローズと日本ハムファイターズ戦での、日本ハム・井出竜也の先頭打者初球本塁打によるスミ1試合である。井出は1回表に、近鉄の髙村祐の初球を捉えて本塁打し、これによる1点を日本ハムは金村曉、カルロス・ミラバルの継投で守り抜いて勝利を収めた[4]。これまで8度記録された1回表先頭打者本塁打によるスミ1試合で、初球を打ったのはこの1試合のみである。
先頭打者1安打のみでのスミ1試合
現在、日本プロ野球で初回先頭打者による安打の1安打のみによる1-0で勝利したスミ1試合は2試合記録されている。
1度目は1975年5月5日の南海ホークス対ロッテオリオンズ戦(大阪球場)で、先頭打者の島野育夫が安打を放ち、村田兆治の暴投で1点を先制。この1点を守りきり、南海が勝利した。
2度目は2019年の7月16日のオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(京セラドーム大阪)で、初回先頭打者の福田周平が内野安打を放ち、大城滉二が犠打で塁を進め、中川圭太が野手選択で出塁し、吉田正尚が犠牲フライを放ち1点を先制。オリックスはその後安打が出なかったが、この1点を守り切って勝利した[5]。