スラムダンク奨学金

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スラムダンク奨学金(スラムダンクしょうがくきん)は、漫画家井上雄彦が創設した奨学金制度である。バスケットボールに取り組み、高校卒業後も競技を続けることを希望する高校生を対象とし、奨学生はアメリカの大学へ進学することを目的としたプレップスクールに派遣される。

バスケットボールを題材にした漫画『SLAM DUNK』の作者である井上が、バスケットボールへの恩返しの意味を込めて創設した。奨学金の原資は『SLAM DUNK』の印税と、その版元である集英社によるものである[1]

奨学金による支援はおおむね高校卒業年の3月から翌年5月までおよそ14か月間行われる。奨学生は3月に渡米してプレップスクールの寮に入り、9月から始まる学期に備え準備を行う。スクールでは大学進学に必須となる学力や英語能力を身に着けると同時に、プレップスクール内のチームで競技力を上げ、大学進学を目指す。

第1回から第8回までの奨学生は、アイザイア・トーマスの出身校である、コネチカット州のサウスケントスクールへ入学し、第9回以降は、アンドレ・ドラモンドデビン・イーバンクスを輩出し、渡邊雄太も大学進学のために通っていた同州セントトーマスモアスクールへ入学する。

プログラム策定にあたって集英社からの相談を受けたスポーツライターの宮地陽子は、このプログラムが作られた経緯として、アメリカでは見どころのある選手は大学側が奨学金を出して入学させることが通例となっており、そうでない選手が自ら学費を捻出して入学しても、出場機会を得ることは難しいという現状があるため、大学ではなくプレップスクールに進学させ学力を身に着けてから大学に進ませる案が採用されたとブログに記している[2]。また宮地は、プレップスクールへ進学させる案について、かつて田臥勇太NCAAディビジョン1からの勧誘を受けていたものの、初年度の奨学金が出ない形でのオファーだったために、これを断念しディビジョン2の大学へ進学したことや、その後日本の高校からアメリカの大学へ進学する動きが皆無に等しいことなどを挙げ、これを歓迎している[3]

奨学生

脚注

外部リンク

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