スリペカン
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| スリペカン | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 欧字表記 | Sri Pekan[1] | |||||||||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||||||||
| 性別 | 牡[1] | |||||||||||
| 毛色 | 鹿毛[1] | |||||||||||
| 生誕 | 1992年2月4日[2] | |||||||||||
| 死没 | 2015年8月18日[3] | |||||||||||
| 父 | Red Ransom[1][2] | |||||||||||
| 母 | Lady Godolphin[1][2] | |||||||||||
| 母の父 | Son Ange[1][2] | |||||||||||
| 生国 |
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| 生産者 | Hargus Sexton And Sandra Ellsworth [2] | |||||||||||
| 馬主 | H.R.H. Sultan Ahmad Shah[2] | |||||||||||
| 調教師 | Paul Cole[2] | |||||||||||
| 競走成績 | ||||||||||||
| 生涯成績 | 6戦5勝[1] | |||||||||||
| 獲得賞金 | 100,593ポンド | |||||||||||
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スリペカンは、アメリカ合衆国で生産され、イギリスで調教された競走馬、アイルランドおよびトルコで供用された種牡馬。主な勝ち鞍に、1994年のシャンペンステークス、リッチモンドステークス、コヴェントリーステークス[1]。
馬主のアフマド・シャー殿下(H.R.H. Sultan Ahmad Shah)はマレーシアのパハン州のスルタン(州の世襲制の首長)(在位1974年 - 2019年)で、1979年から1984年までマレーシアの名目上の国家元首である国王(アゴン)を務め[4]、馬主としては本馬のほかに2012年のジャパンカップに出走したスリプトラ[5]を所有していたことで知られる[6]。
馬名のうち、「Sri」は「スリランカ」の「スリ」と同じくサンスクリット語のŚrī(吉祥)に由来するマレーシア語の語彙、「Pekan」はパハン州のスルタン宮殿所在地であるプカン(またはペカン)の地名である。
- 特記事項なき場合、本節の出典はRacing Post[7]
1994年4月8日、リングフィールド競馬場の条件ステークスでデビューし、2着。2戦目、ニューマーケット競馬場のメイドン競走で初勝利を挙げ、ケンプトンパーク競馬場の条件ステークス1着を経て出走の、アスコット競馬場の重賞コヴェントリーステークスで重賞初制覇。続くグッドウッド競馬場のリッチモンドステークス、ドンカスター競馬場のシャンペンステークスをも制して重賞3連勝を記録したが、シャンペンステークス1着が最後のレースとなった。
競走成績
以下の内容は、Racing Post[7]に基づく。
| 出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭数 | 枠番 (Draw) | 馬番 (horse No.) | 着順 | 騎手 | 斤量(st./lb./kg換算) | タイム | 着差 | 勝ち馬/(2着)馬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1994.4.8 | リングフィールド | 条件S | 芝5f (Hy) | 4 | 4 | 2着 | T. クイン | 8-8(120/54.5) | (1馬身 1/2) | Princely Hush | |||
| 4.30 | ニューマーケット | メイドン | 芝5f (GF) | 7 | 4 | 1着 | T. クイン | 9-0(126/57) | 0:58.3 | 2馬身 | (Subzero) | ||
| 5.28 | ケンプトン | 条件S | 芝6f (Sft) | 6 | 7 | 1着 | T. クイン | 9-0(126/57) | 1:16.40 | 3馬身 | (Shandine) | ||
| 6.14 | アスコット | コヴェントリーS | G3 | 芝6f (GF) | 16 | 3 | 1着 | T. クイン | 8-13(125/56.5) | 1:15.24 | クビ | (Moon King) | |
| 7.28 | グッドウッド | リッチモンドS | G2 | 芝6f (GF) | 6 | 1 | 1着 | T. クイン | 8-11(123/55.5) | 1:11.51 | 3/4馬身 | (Fallow) | |
| 9.9 | ドンカスター | シャンペンS | G2 | 芝7f (Gd) | 7 | 3 | 1着 | M. キネーン | 9-0(126/57) | 1:27.22 | 6馬身 | (Pipe Major) |
- Draw:枠番、Horse No.:馬番
- 馬場状態: Fm=Firm, GF=Good to Firm, Gd=Good, GS=Good to Soft, Y=Yielding, YSft=Yielding to Soft, Sft=Soft, Hy=Heavy
- 着差:dht=dead heat(同着), nse=nose(ハナ), shd=short head(短頭), hd=head(アタマ), nk=neck(クビ), l=length(馬身), dist=distance(大差)
引退後
1996年よりアイルランドで種牡馬入りし、デルマーオークスなどを制したアモラマといったG1馬を輩出した後、2002年にトルコジョッキークラブに購買され、トルコに輸出された。トルコでもガジ賞(ガジダービー)勝ち馬ミラミスなど多数の活躍馬を送り出す成功を収め、2015年8月18日に23歳で死亡した[3]。
産駒は日本にも競走馬として数頭輸入されたが、目立った成績を残していない。その他、2004年のレジーナエレナ賞(イタリア1000ギニー)を制したルンバロッカが吉田照哉に購買され、日本に輸入されて繁殖牝馬となっている[8][9]。
主な産駒
- 1998年産
- Mary Ellen / メアリーエレン(2001年ディシ・タイ・デネメ(トルコ1000ギニー))[10]
- 2001年産
- Amorama / アモラマ(2004年デルマーオークス、2005年ジョン・C・マビーハンデキャップ)[11]
- Rumba Loca / ルンバロッカ(2004年レジーナエレナ賞(イタリア1000ギニー))[9]
- 2002年産
- De Sica / ドゥシカ(2005年デルビーイタリアーノ)[12]
- Sunny Sing / サニーシング(2006年香港クラシックマイル)[13]
- 2005年産
- Berraksu / ベッラクスゥ(2008年ディシ・タイ・デネメ(トルコ1000ギニー))[14]
- 2006年産
- Miramis / ミラミス(2009年ガジ賞(ガジダービー)、トルコジョッキークラブ賞、トルコ大統領賞)[15]
- 2007年産
- Astrakhan / アストラハン(2011年ハリチ賞)[16]
- 2008年産
- White Ram / ホワイトラム(2013年ハリチ賞、ファーティフ・スルタン・メフメト賞、バイアリーターク賞)[17]
- 2009年産
- Astorya / アストリヤ(2013年スラト賞、2014年ヤヴズ・スルタン・セリム賞)[18]
- 2010年産
- Village Wind / ヴィレッジウインド (2014年トルコ首相賞、トルコジョッキークラブ賞)[19]