この衛星はノースロップ・グラマンにより製造され[3]、スペースX社のロケットによって[1]低軌道 (高度約2,000 km[4]) に打ち上げることが予定されていた。
当初、衛星は、2017年11月中頃にファルコン9ロケットによってケネディ宇宙センターLC-39A発射台から打ち上げられるとみられていた。ロケットは飛行前の準備として地上で燃焼試験を行っていた。しかし、スペースXが他の顧客向けに用意していたペイロードフェアリングの試験で問題が見つかり、その影響でズマの打ち上げも2か月近く延期された[5]。計画変更後、打ち上げは2018年1月6日にケープカナベラル空軍基地のLC-40発射台で行われる予定だったが、延期となり1月8日に打上げられたものの、軌道への投入に失敗した[6]。
調査によると、ロケットと衛星を接続するペイロードアダプターに不具合が生じ、衛星を正常に分離できなかったため、衛星は軌道に達しなかった。このアダプターは衛星と同じくノースロップ・グラマンが製造に携わったもので、スペースXが担当したロケット本体側に問題は無かったと見られている[7][8]。