セクターゾーン
日本のゲームタイトル
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『セクターゾーン』 (Sector Zone) は、1984年7月から稼動した日本物産のアーケードゲームである。
- ファミリーコンピュータ (FC)
Wii
Windows (Win)
Wii U
PlayStation 4 (PS4)
Nintendo Switch (Switch)
PlayStation 5 (PS5)
Nintendo Switch 2 (Switch2)
| ジャンル | 横スクロールシューティング |
|---|---|
| 対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
|
| 開発元 | [AC]アリス |
| 発売元 | 日本物産 |
| ディレクター | [AC]山下要介 |
| デザイナー | [AC]山下要介 |
| プログラマー | [FC]山本廣 |
| 音楽 | [FC]吉田健志 |
| 人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
| 発売日 |
発売日一覧
|
北米版の名称および1986年に発売されたファミリーコンピュータ(およびNES版)への移植版は『セクロス』 (Seicross)となっている。 ファミリーコンピュータ版は後にWindows用のプロジェクトEGGおよびPlayStation 5とNintendo Switch 2のコンソールアーカイブスにて配信されている。また、かつてはWii、Wii Uのバーチャルコンソールでも配信されていた。
アーケード移植版は2021年にアーケードアーカイブスの1作品としてPlayStation 4とNintendo Switchで配信。
概要
横スクロールシューティングゲームに分類される。アーケード版では横スクロールシューティングゲームとしては珍しく縦画面構成となっている。また、フィールドは斜め上から見たような構図で、フィールド上に行けばいくほどスクロールが遅く、下に行くほどスクロールを速くすることで立体感を出している。
奇数面と偶数面で高速スクロール面と低速スクロール面が交互に展開され、前者は敵バイクとのデッドヒートを初めとしたレースゲーム的要素が強い一方、後者は砲台から弾を避けつつ攻撃するシューティングゲーム的な要素が強く、ステージによってゲーム性が大きく異なる。
ストーリーは地上に取り残された「ペトラ人」を救助用ホバーリングバイク「ギルギットペトラ」で救出するというもの。
ゲーム内容
システム
自機を操作し、スタート地点からゴール地点まで到達すればステージクリア。途中の敵キャラクターや一部障害物はショットで破壊することができる。同様にバイクに乗った敵キャラが登場し、これはぶつかると弾き飛ばすことができ、地形などにぶつけることで倒すことができる。
走っているとだんだんバイクのエネルギーが減っていくほか、ショットを撃つごとでも減っていく。エネルギーは道中に落ちているエネルギーカプセルを回収することにより50パーセントほど回復する。ステージクリアしても回復はしない。
また道中には地上に取り残されたペトラ人がいる。接触すると救出することができ、アーケード版では3人乗りまでグラフィックが変化する。救出で100点が得られる他、救出した人数に応じてステージクリア時にボーナス点(500点ずつ)が入る(8人続けて救出するとパーフェクトボーナスで追加で8000点)。一度に救出できる人数に上限はないが、人数が多くなるとエネルギーの減りが早くなり(5人時点で2倍消費)、アーケード版では更に動きも遅くなる。
得点は一部アイテムや敵砲台の破壊でも増える他、スクロール時間(フィールドの縦線で計測。低速ステージで2本、高速ステージで4本目ごとに10点)。敵バイクを体当たりで破壊(500点)、敵バイクをショットで破壊(800点)でも増える。
敵・敵弾・地形に当たるとミスとなる。エネルギーが切れた場合はバイクの操作が不能になるが、前進はそのまま続ける。
あらすじ
惑星コルラには、高度な文明を誇るペトラ人と、凶悪な人種であるバスラ族の2種類の人種が共存していた。
ある日、圧倒的に多数であるバスラ族は突然ペトラ人に宣戦布告をする。高度な文明を誇っていたペトラ人だが、長年に渡る平和主義のため戦うべき武器がなく、無抵抗のまま次第に地下へと追い込まれていった。
地上に残されたペトラ人や、バスラ族の捕虜となったが何とか逃げだし生き延びたペトラ人は味方による救助を待っている状態となった。
ペトラ人は救助用の小型ホバーリングバイクである「ギルギットペトラ」を開発し、残されたペトラ人の救出のため秘密ゲートより発進した。
移植版
| タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| セクロス | ファミリーコンピュータ | 日本物産 | 320キロビットロムカセット[1] | ||||
| セクロス | Wii | 日本物産 | ハムスター | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
ファミリーコンピュータ版の移植 2019年1月31日配信終了 |
[2] | |
| セクロス | Windows | 日本物産 | ハムスター | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
ファミリーコンピュータ版の移植 | [3] | |
| セクロス | Wii U | 日本物産 | ハムスター | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
ファミリーコンピュータ版の移植 2023年3月28日配信終了 |
[4][5] | |
| セクターゾーン | INT 2021年6月17日 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
ハムスター アリス |
ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
アーケード版の移植 海外版 (SEICROSS) も収録 |
[6][7] |
| セクロス | INT 2026年4月9日 |
PlayStation 5 Nintendo Switch 2 |
ハムスター | ハムスター | ダウンロード (コンソールアーカイブス) |
ファミリーコンピュータ版の移植 | [8] |
開発
- アーケード版のセクターゾーンを企画した山下要介は後に『マイティガイ』(1986年)、『超時迷宮レジオン』(1987年)、『バーチャル競艇』(1996年)などの一般向けゲームの他に『テレフォン麻雀』(1988年)、『麻雀殺人事件』(1988年)、『麻雀かぐや姫』(1988年)、『AV麻雀シリーズ』などのアダルトゲームも企画している[9]。また、ファミコン版の『セクロス』をグラフィックデザインをした朝倉も後にアダルトゲームのグラフィックデザインに関わっており、両氏ともゲーム誌『ファミコン通信』のアダルトゲーム特集にてインタビューに答えている[10]。
- 『フリスキー・トム』(1981年)の基板を流用して企画された作品である[11]。
- ゲーム中でラスタースクロールするシステムは『マグマックス』(1985年)に受け継がれた[12]。
スタッフ
評価
| 評価 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.32 | 2.47 | 2.36 | 2.50 | 2.66 | 2.20 | 15.51 |
- ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.51点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「速さが並みではない、横スクロールのバイクアクションゲーム」と紹介されている[1]。