セバスティアーノ・ボンベッリ
From Wikipedia, the free encyclopedia
イタリア北東部のウーディネで画家ヴァレンティーノ・ボンベッリ(Valentino Bombelli: ? -1684)の息子に生まれた。父親や祖父の Girolamo Lugaroから絵を学んだ。若いころにヴェネツィアに移り、パオロ・ヴェロネーゼ(1528-1588)の作品を研究し、その追随者となった。ボローニャでグエルチーノ(1591-1666)に学んだ後[1]、1665年頃、ヴェネツィアに戻った。
ヴェネツィアでも流行した光の明暗を強調する「テネブリズム」のスタイルを自分が得意とする肖像画の分野で取り入れたとされる。またフィレンツェの画家ユストゥス・スステルマンス(1597-1681)からも影響を受けているとされる[2]。
ヴェネツィアで貴族たちの肖像画を描き、華やかな衣装をまとい動きのある肖像画というスタイルを作り上げ[3]、次の世紀のヴェネツィアの肖像画家、アレッサンドロ・ロンギ(1733-1813)にもそのスタイルは引き継がれた。フィレンツェやマントヴァ、パルマ、ミュンヘンなど宮廷で活躍し、ドイツのほとんどの宮廷を訪れ、肖像画を描いた。
弟子とされる画家にはフラ・ガルガーリオ(1655-1743)やロザルバ・カッリエーラ(1675-1757)らがいる。