ソトロン

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ソトロン
Ball-and-stick model of the sotolon molecule{{{画像alt1}}}
識別情報
CAS登録番号 28664-35-9 チェック
PubChem 62835
ChemSpider 56569 ×
UNII T62RL2NEGW チェック
特性
化学式 C6H8O3
モル質量 128.13 g mol−1
密度 1.049 g/cm3
融点

26 ~ 29℃

沸点

184℃

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ソトロン (sotolon, sotolone)、別名キャラメルフラノン (caramel furanone)、ショ糖ラクトン (sugar lactone)、フェヌグリークラクトン (fenugreek lactone) はラクトンの一種であり、非常に強い芳香化合物である。高濃度では典型的なフェヌグリークまたはカレーの臭いが、低濃度ではメープルシロップキャラメル、焦がした砂糖の臭いがする。

ソトロンはフェヌグリークの種子やラビッジの香りと風味の主要成分であり[1]、またメープルシロップの香りおよび風味の成分の一つでもある[2]糖蜜、熟成したラム酒、熟成した日本酒白ワインフロールシェリーなどの酒類、焙ったタバコ[3]、キノコ・アカチチモドキ (Lactarius helvus) を干したもの[4]、などに存在する。

ソトロンは比較的変化を受けないまま体内を通過できるので、ソトロンを豊富に含むフェヌグリークのような食品を摂取すると、汗や尿にメープルシロップの香りが付くことがある。遺伝性疾患であるメープルシロップ尿症の患者は、ソトロンを体内で産生し、尿中に排泄することもある[5]

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