ソメワケベラ

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ソメワケベラ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ベラ目 Labriformes
亜目 : ベラ亜目 Labroidei
: ベラ科 Labridae
: ソメワケベラ属 Labroides
: ソメワケベラ L. bicolor
学名
Labroides bicolor
Fowler & B.A. Bean, 1928
シノニム[2]
  • Fowlerella bicolor (Fowler & B.A. Bean, 1928)
英名
bicolor cleanerfish
two-color cleaner wrasse
yellow diesel wrasse

ソメワケベラ(学名:Labroides bicolor)は、ベラ科に分類される魚類の1種。インド太平洋岩礁サンゴ礁に生息し、他の魚の体表を掃除する掃除魚である。体色は青色と黄色の二色に分けられており、同属のホンソメワケベラと比べ、体高が高い。

1928年にアメリカ魚類学者であるヘンリー・ウィード・ファウラーBarton Appler Beanによって、フィリピンバタンガス州タイプ産地として記載された[3]。種小名は「二色」という意味で、対照的な二色の色彩を示している[4]

分布と生息地

東アフリカおよびインド洋の島々から、南太平洋のフランス領ポリネシアまで、北は南日本から東南アジアを経て、オーストラリア北西部のグレートバリアリーフおよびロード・ハウ島まで、インド太平洋熱帯および亜熱帯海域に広く分布する[1]。日本では主に和歌山県以南の南日本太平洋岸、伊豆・小笠原諸島南西諸島に分布する[5]

浅い礁原から深いラグーン、外洋側の礁など、水深40m以浅のサンゴが豊富な海域に生息する[1]。幼魚は海底洞窟内で見られる[2]

形態

全長は最大15cm。体は細長く、側扁している。背鰭は9棘と10-11軟条、臀鰭は3棘と9-10軟条から成る[2]。吻は長く、尾鰭は截形[5]。雄は頭部が濃い青色、体の中央部は黒色、後方は黄色であり、尾鰭後縁は黒色である。雌は灰色で、黒い縦縞が入る。幼体は黒色で、黄色の縞模様が入る[6][7]

生態と行動

雌性先熟雌雄同体だが、双方向性転換を行う可能性もある[1]。繁殖形態は卵生[2]。クリーニングを行う範囲は広く、日中に頻度が多い。単独や群れでクリーニングを行い、魚の粘液や、ウミクワガタ科などの外部寄生虫を食べる。サザナミハギナガニザブダイ科ホンソメワケベラなど、さまざまな種のクリーニングを行う[8]オグロメジロザメネムリブカなど、板鰓類のクリーニングも行う[9]。夜間は粘液の繭の中で眠ることがある[1]。他の掃除魚と同様に、掃除する対象の魚からの捕食を避けるため、踊るような動きをする[10]

脅威と保全

出典

関連項目

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