タニウツギ
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分布と生育環境
特徴
落葉広葉樹[3]。低木で樹高は2 - 5メートル (m) になる[3]。樹皮は灰褐色で縦に裂け剥がれる[8]。新しい枝は赤みを帯び、無毛か2毛条があり、やがて枝先は枯れることが多い[8]。
葉は長さ3 - 10ミリメートル (mm) の葉柄をもって対生し、葉身は長さ5 - 12センチメートル (cm) 、幅2 - 6 cmになり、徒長枝につく葉はさらに大きくなる[3]。形は卵形、卵形楕円形から長楕円形または倒卵形、先端は鋭先頭で尾状となり、基部は円形またはくさび形で、縁には細かい鋸歯がある[3]。裏面には白い毛が密生する[3]。
花期は5 - 7月[3]。今年枝の先端か葉腋に散房花序を出して、2 - 3個ずつ薄い紅色の花をつける[5][3]。5裂する萼裂片は長さ4 - 7 mm。花冠は淡紅色の漏斗状で、長さ2.5 - 3.5 cm、径2 cmになり、先端は放射相称に5裂する。花冠の内側より外側が色が濃く、開花しているものより蕾のほうが濃い。雄蕊は5本、雌蕊は1本あり、花柱は雄蕊より長い[3]。
果期は10 - 11月[3]。果実は蒴果で、長さ1.2 - 1.8 cm、径2.5 - 3 mmの細い円柱状で、種子は細かくて長さ1 mmの楕円形になり多数出る[5]。冬で果実はよく残っている[8]。
冬芽は対生し、褐色の卵形で、多数の芽鱗に覆われる[8]。冬芽のわきにつく葉痕は、三角形や三日月形で維管束痕は3個あり、葉痕の両側から稜が出る[8]。
利用等
下位分類
まれに、白花品種のシロバナウツギがある。
- シロバナウツギ Weigela hortensis (Siebold et Zucc.) K.Koch f. albiflora (Siebold et Zucc.) Rehder